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カテゴリ:太極拳
今週から太極拳の体験教室を始めるに当たり、
大急ぎで、 はじめての人でもわかる太極拳 の様な資料を作っています。 俺が太極拳を始めた頃は既に中国語は喋れた。 地方の訛りの強い発音は厳しかったけれど、 当時、練習上、問題は無かった・・・・・・ うそです。 タイヘンでした。身体の動かし方武術用語や 人名、地名、古語で説明される事も多々あり。 何度も何度も聞き直し、確認して今に至ります。 中国で仕事をしている人なら解るはずですが、 中国の人は全てを話しません。 悪気がある訳ではなく、国民性です。学生にとって、 顧客にとって、必要な情報を提供するのにタイミング が要ります。 俺が聞きたいのはAの内容、でも還ってきた応えはB。 これが仕事でも、生活でも普通に発生します。これが 顧客的立場であれば文句も言えますが、相手が先生だと なかなか文句も言えません。 武術の勉強で良いのは、先生がしっかりした人であれば 嘘やら言い訳をしないこと。 それでも、学生は欲しい回答に到達するまで時間を 待たなくてはいけない。 先生も、その時の学生のレベルに合わせて話をする。 特に、うちの師父の場合、今話しても分からない事は 言葉にしない。俺もそれが解っていたので、ヒタスラ 今言われた事を理解する事に勤め、欲張った質問は 控えました。 まあ、その結果今に至るのですが、何しろ師父は俺の 質問・・・・と言うか聞き返しに懇切丁寧に応えてく れました。あの作業は相当タイヘンだったと思います。 “炮捶”・・・・老架二套 19世紀清朝の終わりに、第14代掌門陳長興により、それまで10 有った套路が2つに統合された。そのうちの1つ。 内面を練り上げる事を重視する一套に対し、外に力を出す事が重点の二套。 套は路と表現する事もあります。 映像はフランスでの講習会。 音が出ますので注意!! 陳氏太極拳は螺旋の動きが特徴で・・・・・力強く・・・・・・ と、聞きますが・・・・・螺旋は陳氏太極拳の一部でしかないのです。 陳氏を知る人にとってこの映像は拍子抜けするほど動きが軽いと思います。 老架一套になると、もっと軽いです。爆破力を出す事は殆どないし。 流れるように動く事が基本です。 俺の目標はこう言った軽やかさです。だいぶ近づいてきました。 したがって、俺のクラスも軽やかで健康が目標です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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