陳氏太極拳、と、そんな生活

別に凹んだというほどではないのですが、あまり
いい気分じゃなかったのです。

ついでに、意外と仕事も立て込んで、ひと段落後、
外の喧騒の中で食事はダメだと思いましたし、
何だかガックリ疲れた状態で友達と会うのもアレと
判断。

って言うか、何となく、部屋でユックリ食べて
さっさと寝たかったのですね。

寒くなってきました。




上海の寒さは独特です。



暖かさを保持する場所が無い感じです。



レンガ、ブーフーウーの家なので。



そんなわけで、今日は湯豆腐。


近所に散歩を兼ねて、お豆腐と鶏肉とネギを買いに。


鶏モモ一本５．５元。鶏モモは皮をはいで、骨と肉を解体。
後日の調理に使います。

キャベツを少しむしって

皮を適当に切って、キノコ沢山（今回はエリンギとシメジ）。
ネギの固い部分、昆布に切れ目を入れて、鍋に敷きます。
鍋に豆腐を入れて豆腐がつかるくらいのお水を入れて15分。

その間、細かく刻んだワケギを入れたメンツユで焼き海苔を
つまみます。

鍋を火に掛けます。

土鍋が美味しいです。

一度沸騰したら火を止めて、昆布を取り出して、キャベツを
入れます。

この写真は何だかゴッタ煮に見えますが・・・・

蓋をして、蒸らしたら出来上がり。

海苔に使っていたメンツユで頂きます。

豆腐の咽喉越しとキノコの食感がたまりません。
鶏皮の油で少しボリューム感が有って更に温まります。

締めは葛きりがベストですが、中国なので粉糸です。
サツマイモで作った春雨の様な。
アッサリしたラーメンのよう。


慌てず騒がず、当たり前の事として捉える。時代劇を
見ながらユックリとした時間を楽しむ。

いやはや、鍋には日本酒。

秋の味、冬の楽しみです。