陳氏太極拳、と、そんな生活

いやはや、タイヘンでした。

昨日は、朝から電話がじゃんじゃん鳴って、同時に
メールも打たなくちゃいけなくて・・・・・・・・


そして、浦東へ太極拳の授業へ。

先ず、地下鉄に乗っていると、電話が鳴ったのに
気を取られ、駅を乗り過ごした。
仕方が無いので、タクシーで移動。偉くなったもんだ。

練習も終盤、マンションの管理センターの人間が乗り込んできた。
『お前ら、使用料払ってんのか？？どこの部屋のモンダっ！！』

・・・・って、お前ら、いつもココにいないジャン。

って話をして、次週からの使用許可を取った。
相手は人を連れつつ威嚇モードで来たので、正直疲れた。
荒っぽい事はキライだけれど、特に、荒っぽくしても仕方ない
事ですごまれると閉口する。まあ、丸く治めた自分に対して

『おとなになったっ・・・・・・』

と、感慨深く。


練習が終わって、いつもの会食。

その後、友人達のお仕事のお手伝い事務所に行くが・・・・
もう１つの方の事務所でした。

間に立って話を聞いて、突っ込みを入れるのが役目なのですが・・・・

で、まあ、そうこうするうちに、話もまとまり、そのまま
片方の友達の実務を手伝う事に。


快く引き受けました。



が、友人と私の誤算は・・・・・・・搬入業者の遅れで、作業開始が
９時過ぎ！！！

終了、１１時！！！
　　　　

　　　ねむいっ！！！

　　　　　　　　ちょうねむいっ！！！


日本にいた頃は毎日１１時過ぎまで仕事をしていたのですが・・・・

もっとも、朝が早くなったので。




もう、終電なので、タクシーで自転車を取りに。偉くなったモンだ。



チャリンコ盗難率の尋常でない高さを誇る中国ですので、ビビッテましたが
ありました。
夜、一晩外に置く事が一番ヤバイ。これに雨が加わると絶対アウト。


・・・・・・・・・・・・・ほっとしたのもつかの間、鍵が開かない。


と、言うより、鍵穴に異変を感じて、明るくしてみると・・・・・


鍵穴、横が溶接されています。見た目には判別できません。
せいぜい、鍵の調子がおかしくなったように感じるだけ。
でも、鍵の横、鍵穴ではなく、横を溶接すると、鍵は同じく稼働しなく
成ります。


そんな事してどうするかって言うと・・・・・・・・



“あれ？鍵が外れない！！！”

と、困って、そこを離れているその夜中、人のいない時間に
鍵を切断して自転車を持っていってしまうのですね。


すごいでしょ。


でも、俺は負けません。だって、“溶接”を確認した時点で
２段構えの犯行だって解りましたし。


次にするべき事は、鍵を壊す事。

ハンマー若しくはカッターを調達したいが・・・・後直ぐに１２時。
お店やらは軒並み閉まっているし。

まず、さっきまで仕事を手伝っていたFumifumiさんに連絡

『もう、次のお店に入るところなんだＹｏ』

うううう、お仕事が続いているようです。こりゃ自助努力しかねぇ。


で、少し周囲を見渡して見る。


・・・・・数件、明かりが付いている工場が見える。歩いて移動して
見ると、タマタマ自転車修理のお店で、そこの御主人に頼んでみた。


『溶接されて、自転車の鍵が開かない！！』
『お前、阿呆か？何で溶接なんかするんだ？』

・・・・いえ、俺が溶接したわけじゃないっす・・・・・・



で、事情を理解してもらって、２０元で、出張破壊サービスです。


ぶっ壊してもらって難を逃れました。前回は接着剤でヤラレマシタが、
その時は５元で壊してもらっています。でも、夜だし、これしか方法が
無いので、逆に言えばラッキーです。
どうも、その駅付近で、先月だけで１００以上の盗難があったそうで。


はぁ・・・・家に帰って一杯やろう・・・・・


と、思っていたら、ある日本料理屋さんの前で、日本のサラリーマンさん
らしい人が、少し荒れていて、他の人になだめられてました。


どうも、お店に、自分の“小姐さん”が、別の男の人と飯喰っていたようで。

いやはや、それもこれも仕事ですね。


ただ、私の本日、仕事ではない苦労が多かったな～


と、思って、部屋についてメールを見ると・・・・・・・


あーたいへんでした。

そんな日もあります。




ちなみに、これがその鍵の写真。
左の穴の少し上、鉄の色が少し盛り上がっているのが溶接後の証拠。
加工系工場の仕事が多いので、知識があって助かった形です。
この鍵、３０元ですよっ！！！まったくもう！！