陳氏太極拳、と、そんな生活

ちょっと、衣装を作りに、と言うか、ソレにかこつけて休日を
楽しもうと思っていましたところ、先日友人クロウサ姐さんから、
『じゃあ、みんなで遠征しようよ！！』
と、逆提案を頂き、みんなでプチグルメ遠足となりました。


前回、１月１日の旅行では、乞食鶏が売り切れ、夜の四川料理は
おなか一杯であまり食べられず・・・・でしたので、渡りに船っ！！

中華はヒトがいてこそ楽しいのであるっ！！！！

で、日曜日。


昼直前の１０時半ごろ、お迎えの車が来ました。

ワゴンに乗り込むと、クロマヨ御夫妻・フィリピン夫妻。

オレ・家主さん、そしてナゼかカンスケ。
ヨロコバシイコトに、みんな犬大好き。

当日、ちょっと問題があって、
１、疲労が溜まって風邪引いて３日目。
２、早朝より沢山練習して少しグッタリ。

しかし、一月前から楽しみにしていたので、このくらいでは
くじけないのだ。

２時間ほど走って蘇州観前路着。予定のお店に着きました。
お店の名前は・・・・・
忘れましたが、名店です。店内はぎっしりです。

お店に入るとき、犬連れで少し文句を言われましたが、
『じゃあ、領収書は切らないよっ！！』
で、スルーとなりました。
（領収書を発行すると、お店は売上税が発生するので、
　お店は領収書は出したくないのです。）

硬い殻で蒸し焼きにされた乞食鶏がやってきました。
これをトンカチで割ってハサミで切り分けます。



明朝末期、蘇州南部廬山の麓、ある一人の乞食がいました。
彼のあだ名は叫化子。彼は鶏を一匹捕まえました。
彼は調理用具も調味料も無く、煮て食べる事も出来ません。
ついに、土で蒸して焼く事にしました。
鶏を殺して内臓を取り出し、毛の上から泥を塗りました。
松の枝葉で火をおこし、その中に鶏を放り込みました。
蒸し焼きにして泥を取ると同時に鶏の羽も一緒に取れました。
何と便利。そのまま鶏が食べられます。香りは四方に漂い、
風味も独特です。
“生涯叫化鶏を食べ続ける事が出来れば、
　　松江魚（スズキ）は食べなくてもいいや”
と言う故事が出来る程。
今では鶏は童子鶏を使い、お腹にハムやシイタケ、干貝等
の海の幸などを入れた凝った料理と進化しています。



です。乞食鶏。


乞食鶏の他に杭椒牛柳（杭州産の青唐辛子と牛肉炒め）
ジュンサイのスープ、河蝦の炒め物、もち米と桂花の御粥
等等・・・・・・・・・・・・



に、ビールとお店近所の食品店で緊急入手した、紹興酒８年
もの甕出し。


昼間っから贅沢です。やった～。


お腹一杯で、次なる目的地“虎丘”へ移動です・・・・が、
ここで一旦、壱級・家主・カンスケは急遽別行動。


虎丘にあるチャイナドレス街を散策しました。

何しろ当日は人で溢れ返っています。観光の車も沢山。

虎丘はちょっと傾いちゃった塔です。ピサの斜塔みたいな。
左後ろの塔がそれです。



そこでカンスケとパチリ。


ところで、カンスケ大はしゃぎです。普段、長距離の散歩を
させる時間もないのですが、当日はイロイロな景色や人、ニオイ。

ウキウキです。



おまけ

チャイナドレス屋さんで発見、男性用寝巻きのあられも無いお姿。

堂々としとりますね～