陳氏太極拳、と、そんな生活

一生懸命練習し、丹念に育ててもらった技術なので、流石に
不特定多数の人が見るネットには出せないのです。ついでに、
私が直接指導できるなら大丈夫ですが、文章や写真・映像で
真似をしても出来るものでもないし、各レベルで指導内容も
変わるので、うかつな事は書けません。

でも、概念くらいなら。


先日、ある人のブログで、
馬歩（空気椅子みたいな練習方法）で、基礎体力やら気を作っ
てからじゃないと、太極拳は上手にならないと指導されている
とか・・・の話から少し盛上がったので、ちょっと書いて見よ
うかと思いました。


別に、足腰を鍛えなくても、例えば別の例だと身体が固くても
太極拳の練習は出来ます。
足腰の弱い人は太極拳が上手になれないとすればそれは、

　　病気の人や身体の弱い人は太極拳はできない。

って言い方になります。


そもそも、太極拳は老若男女・体系立って練習すればだれでも
より健康に成る様に出来ています。
元々、そう言うものですので、ちゃんとした指導の下であれば
ストレッチや準備体操は要りません。予備訓練もいりません。
元々、養生法なので。
太極拳は丁寧に練習すれば全身の体力と言うか芯が出来るように
成ってます。
何かの怪我の予防や上達の為に別の運動や鍛錬が必要な時点で
太極拳の本来とは少し違います。
勿論、伝えられてきた中で技術伝播の限界があって、健康の為
別から補足しないといけない理由とかもあると思いますが。

でも、

何々が出来ないと、何々をやっていないと太極拳の練習にならない

と、言うのは少し乱暴だと思います。

陳氏太極拳は一番難しいので、先ず○○からとかも。


でも、ヤッパリ健康法としてするのが一番だと思います。
だから、あんまりこう、杓子定規に成らず、肩のこらない感じで
練習するのが一番楽しいと思います。
もっとも、変な動きや無理な動きは駄目ですけど。何しろ、楽しく
カッコよく（無理やり思い込んで）続けるのが一番だと思います。