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カテゴリ:太極拳
先日の教室で生徒さんから
『先生っ(私の事)、西洋人は脚が長いから気を使う内家拳に 向かないってホント?』 『東洋人は手足が短い分、どっしりしていて・・・で、向いて いるって書いてあったの』 生徒さんたち、結構色々な文献に目を通している様で、質問も 面白いです。 まあ、それはそれとして。 先ず、手足が長いと、重心とかバランスとか、そう言う面で見た 目不利っぽいですが、そんなのたいした問題には成りません。 身体をコントロールする術(すべ)を身につける訓練を重ねるのみ。 重心が高いと、とか、足腰が弱いと、ってーのは、近代競技の考え方 じゃないでしょうか? 実際、オリンピックを見ても、各統計スポーツを見ても、手足が長くて それをコントロールするバランスが鍛えてある人は強い。 って、外人に多いです。ついでに、鍛えてある動きは美しい。 だと、それに手足が短いと駄目かと言えば、手足が短いのを補う動きや 間合いを鍛えるのみ。そうすると、小さくてもきれいでカッコイイ。 実際、私の師父イワク・・・・・・ 西洋人の食べてるものは元々違う。蓄積されたエネルギー自体違う。 ちゃんと鍛錬する事が出来たら東洋人はかなわないんじゃないかな。 でも、そう言う身体上の優位性だけで技術は学べない。 先人の許しを得て、本人も自覚を持って、日々練習して初めて身に 付く。才能だけでは技芸は向上しないよ。 との事でした。 結論は、努力こそ肝要なのであります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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