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カテゴリ:太極拳
上海で太極拳を教えるようになって、やっぱり、なんとなく
感じる事、最近より実感になってきました。 つくづく思い返すと、私が一般練習生だったころ、やっぱり環境が 良かったです。 強制的に太極拳の練習になる状況、何しろ趣味がない、 遊ぶ場所もない・・・・・・ ついでに、師父の周りは当然のことながら色々な武術家が来るので 自分の立ち位置もわかったし(日本の雑誌に出てた人も来ました。 洛陽は回族が多く、真意六合拳をする人が多かったので。) 先日の師父がインタビューを受けた洛陽電視台のニュースに 私もちらっと移っていたりします。昔の写真ですが。 http://www.lytv.com.cn:8080/MoreList.asp?Program_ID=43&Date=2009-03-19 師父はインタビューの中で、 自分は幼い時から周囲が太極拳の話ばかりする、周りを 見ると日々練習している人を見かける環境だった。 だから、自然に太極拳に興味がわくし、交流も生まれた (良い先輩や友人に恵まれたと言う意味)。 したがって、幼い頃は沢山の言語での説明を受ける事が 出来たけど、その頃は全く理解できなかった・・・・ この、理解できなかったと言う部分はすごく大切なのです。 師父がその後続けているのですが・・・・・ 練習を続け、自分の知能と修練が合わさってくると、段々 当時言われた事がわかってきた。 理解するほど先にまだ色々理解しなければならない世界が 広がっているのを感じ、さらに練習した。 ってな事を言ってます。 本を買ってきて秘訣を読んだり、短期間の留学や学習では どうにもならない世界です。まして、簡単に伝えて貰えない 技芸ですし。 師父は一時、軍に入るので温県(陳家溝のある都市)を 離れます。その後、太極拳をより深く理解する為、志願して 温県近くの村の病院に勤務しました。 代々お医者の家系なので、病院勤めだったそうです。 毎日、3時間だかかけて自転車で陳家溝に向かったそうです。 ・・・・・って言う概要。後は教えるに当たっては徳が理解 出来ていないとダメとか、学生は先生の徳を認識し、さらに 礼を理解しないとダメとか・・・・・ そんな話をしています。 何しろ先は長く、環境も整えて練習しないといけないのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.05.20 19:47:40
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