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陳氏太極拳、と、そんな生活

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2010.02.13
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カテゴリ:太極拳
このブログは上海浦東で日本人向けに太極拳教室を
している私、通称:暗黒寺のブログです。

今日の内容も、9年前に陳氏太極拳に出会った、洛陽
でのお話の続きです。

・・・・・・・・・・@


彼の読んだ本と師父の指導に次第に合わない個所が出てきた
のです。
それも、一か所二か所では無いです。
練習すればするほど、彼は混乱します。そして、師父に疑問を
持ち、意見するようになってきました。

この頃、私の場合、だんだん太極拳の有りよう、目指す先が
おぼろげながらわかってきていました。

師父の指導→練習→自己体現→疑問発生→師父による矯正指導
→矯正→進歩→次のレベルの指導→繰り返し~

であり、尚且つ、一人一人の身体のありようや生活習慣、体力
全然違うので、それに合った進歩や指導があります。
目標が太極拳ならば、進歩の違いや歩く時道のどこら辺をどの
速度で進むのかは各人違います。
これは、指導者にしか見えません。
ついでに、書籍では、そこまで書けません。大枠であり、その
著者の自己体験しか書けません。また、その人のレベルでしか
書けません。
“読んでいる人の進歩する過程=書き手の進歩した過程”
では無いのです。レベルに応じた目標値は同じであっても、
プロセスに指導と注意が必要です。

万人に万人の太極拳と言うのは、このプロセスの事。
勝手に自分なりの太極拳と言う意味では無いはずです。

そして、師父は陳家の傳人です。いわば、太極拳の各目標値と
プロセスを持っている人です。
中国によくいる、有名どころに通ったら直ぐに先生になったり、
本を書いたりする人とは違う、由緒正しい!先生です。

このように、書くとスゴク偏見を述べている様ですが、実際、
中国では、みんな直ぐに指導者になってしまいます。
笑い話ですが、以前、上海でサルサがはやりました。
3年でブームは終わりました。理由は、習った生徒がみんな
先生になって、各クラブが盛り上がらず、お客さんがいなく
なって軒並みお店が閉鎖になったから。
まだ、上海でサルサは流行っていると言う人もいるかもしれま
せん。でも、当時の熱はもうないです。
あれだけ、沢山の人がいたのであれば、本来なら今頃もっと
盛り上がっていても・・・・

 表面上の技の身を追いかけた結果、サルサ文化の楽しみが
置き去りになった結果だと私は思います。


話を戻します。

19.jpg


師父はそのA君に、
「本を読むのはやめなさい。そのレベルの話をしても意味がない。
 参考であって全てでは無い。もっと指導すべき事がたくさんある
 のだよ」

と、諭しますが、A君は聞きません。
しまいには、各著者に会いに行ったりしました。
師父にとって、それはそれは不快だったと思います。
だって各著者の人、師父も知っている人達で、師父の立場の方が
上なのに、自分の学生A君がが彼らを訪ねてるのです。
また、別の先生に質問に行ったり。

面子無いですよ! 

当然ながら、著者の人や、別の先生は門前払い、やんわり御断り
等で対応されたようです。
中にはA君の話を聞いてあげた上で、
「鄭先生の言う事を聞きなさい。間違いは教えていないはずですよ」
と諭してくれたりします。

でも、最終的に師父も彼に教えるのをやめてしまいました。

『お前にはもう教える事は無い』

可愛がり、期待していた分、断腸の思いだったと思います。

彼が離れて、2月後、私の技術がメキメキ進歩し始めました。

師父の言うとおり、一つ目が理解できれば、進歩は速い。
進歩が遅くなった時、加速の前段階と言うか、次のレベルへの
入り口かと。

まあ、そんな過程で、今に至ります。道は長いですよね。


・・・・・・・・・・@



兄弟ブログ
浦東太極拳教室より

別のアプローチで太極拳全般と言うか、太極拳に
興味が出始めた人向けに書いてます。練習の時の
気持のありようなど、参考になればと思います。





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Last updated  2010.02.13 14:25:39
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