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カテゴリ:太極拳
上海で太極拳、陳氏太極拳を教える教室、
浦東太極拳教室 なのですが、本日は夕方~8時過ぎまで補講でした。 本日の指導で話した内容を少し御紹介します。 太極拳で良く使われる言葉で、 放松(ふぁんそん) と、言うのがあります。 この、放松はリラックスと直訳?出来るかも しれません。 中国のマッサージ屋さんでも良く使われますね。 ですが、この放松、陳氏太極拳の要求では 必ずしもリラックスとか身体の力を抜くと言う 単純な意味だけでは無いのです。 様々な変化に対応出来る研ぎ澄まされた状態 よどみなく動けるニュートラルな状態 です。 すなわち、うねったり、ひねったり、力んだ状態 ではそう言う状態に近づけません。 ですから、身体の力を抜くと言うのは太極拳の 放松状態への入り口と言えます。 私の教室では最初から 「放松は無理!!!」 と説明します。 単に身体の力を抜いて動作するだけでも大変です。 ただ身体の力を抜いて動く事を覚えたら骨抜き。 ですから 先ず、肩の力を抜いて動作の順番とバランスや 立体感覚を掴んでから、動作の一部や身体の部位に 放松を取り入れるように指導します。 段々、その感覚になれたら、部位や動作の範囲を 広げていきます。 陳式太極拳のイメージが、捻る、螺旋、ねじりの力と 誤解されているのですが、それでは単なる滞りになります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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