陳氏太極拳、と、そんな生活

上海浦東で太極拳、陳氏太極拳の教室と、それの周辺のお話。

久しぶりのブログ更新です。


これまで、何度も書いては消し、書いては消してました。


ついつい、武術の世界等について、突っ込んだ内容や、
これって、『○○だぜー』的な裏話を書いてしまいました。


アマリ良くないなあと。


太極拳に対する誤解と過剰な期待について、そりゃ違うぜ！

と言う内容をストレートに、しかもブログで書いていいモノ
かどうか・・・・


例えば、

動きを覚えたらすぐ使える、とか
即効気が出てくる、とか
陳氏の動きは○○さんが伝えた、とか
ハッケイと言うのが出来ないとダメ、とか
武術学校出身なので凄い、とか
うちの教室では太極拳も○○も指導可能、とか



・・・・・・逆に考えると、そう言う不安定で誤解されている
要素を取り除いていけば、太極拳も怪しげでなく、普通の体操で
あり、東洋式の健康方法で武術としても“完成”されていると
言うのが誰でもわかるのではないかなあ・・・・と。


軽く押したら遠くまで吹っ飛ぶ！と言うのより、
ちゃんと練習すると段々元気になっていくと言う方が伝えるべき
事だとおもうのです。


そんな突っ込んだ事をブログでストレートに書くのは危険だと
思いました。

まあ、ちょっとずつ書いていければと思いますが・・・・
いずれは本にしてまとめる事が出来たらいいなあと思ってます。



１０月に入って、教室の指導方法を少し変えました。

あまり、私が前に立って一緒に動くと言う事は避けていたのですが、
何しろ、教室で練習して２～３年の人と私の動きは違います。
生徒さん一人一人に出している課題と私の動きは段階的に違うもの
ですので今までは、個別に動いてもらっていました。



これを生徒さん達の体力をより強くすると言う目的で、皆で一緒に
動くようにした理由は３つあります。

１、ヒタスラ動いて汗をかく
２、身体を温める
３、周囲と自分を比較してみる（外見上）
４、うろ覚えを確認してもらう

です。



最近はカンスケ（犬）も見学に来ます。休憩中に準備したお茶は直ぐ
無くなってしまいます。汗をかくと当然ながら代謝も良くなります。
休憩中、カンスケは大喜びで各生徒さんに突進してきます。
ＴＰＯをわきまえていると言うか、ＫＹではない犬です。

１時間ほど皆で動いた後、ここからは何時も通りの個別指導です。

太極拳の体力、私は２つ定義しています。


・本来の体力
・太極拳の動作をする体力

それと、太極拳の動きを制限する筋力と意識　です。


数日中に、きちんとこの辺を書こうと思います。