陳氏太極拳、と、そんな生活

最近は仕事が非常に忙しい。


でも、家族にとっては、忙しくてクタクタだろうが、
休みの日は何処かに連れて行かないといけないらしい。






・・・・・そう言うわけで、昨日の私は頑張りました。


カミサンとカンスケ（犬１ｋｇ）を連れ、上海の繁華街を
練り歩く事に。




春の風が気持ち良い街を散歩して、道々買い食いしたり、
ウィンドショッピングしたりしよう！





陳氏太極拳、と、そんな生活。


久しぶりに、生活面でのレポートです。


昨年の万博から、地下鉄に乗る際には、荷物をエックス線に
通さないといけません。

・・・・・最近は通しても通さなくても良くなった雰囲気。


んなわけで、カンスケを先ずは袋に詰めて、



肩に担いで地下鉄に乗り込みました。

初めての地下鉄。カンスケは袋の中できょろきょろしてます。

目指すは鎮平路駅。そこからイスラムのお寺を目指します。

カミサンは回族なので、イスラム文化圏と言えます。
私はイスラムではないです。従って、家で豚肉系を食べる
時はこっそり一人で食べます・・・・・・・

さて。


そのお寺では毎週金曜日にバザールが有って大賑わい
らしいのですが、日曜は寂しいもんです。

寂しくナンと菓子パン（合計６元・８０円位）を買って
次の目的地、ファイハイ路へ

今度はバスです。


ファイハイ路を歩くカンスケ、人ごみが凄いけど、意外と
ホコリが少ないなあ・・・・・と思っているでしょうか？



ずんずん歩いて、シャンシー南路をちょっと南下し、
南昌路近くの道端でサトウキビのしぼり汁をコップ一杯２元（３０円）

さっぱりしておいしい。


またまた歩いて復興路を歩きます。商店を覗きながら街角で
羊の串焼きを３本、羊肉入りのパンを買いました。それぞれ
一つ３元。物価も上がりました。総額１２元（１６０円位）


２人と一匹でモグモグ食べます。

お店はやはり、イスラムのお店です。ＢＧＭがエキゾチックです。




ずんずんとシャンヤン南路を北上。
以前の偽物街をぐるっと回った事になります。
以前の名残で、ここの辺りにはまだまだ沢山の偽物商品倉庫が
あるのでしょう。カタログ表を持って営業している偽物売りが
沢山います。
ですが、カンスケがいる限り、みんな寄ってこないのだ！

今、日本は大変。元々、偽物は買うべきじゃないです。

どんなに安くても偽物は偽物。心籠ってないです。
節約して、高くて良いモノを買って長く使った方がいい。
ブランドの偽物よりも、普通に売っている職人の商品の方が
良いモノ、長く使えてオリジナリティーのあるモノが日本には
沢山あるはずです。


と。脱線しちゃいましたね。


さて、シャンヤン公園を通りぬけよう・・・・と、思ったの
ですが、公園管理の人に止められました。中国では公共の
場所で犬を散歩させてはいけない・・・・のです。基本的に。
それにつかまったら、犬が連れて行かれちゃいます。

とはいえ、疲れたので公園端のベンチで休憩です。




一休みしてから、ずんずんファイハイ路を歩き、茂名路を歩いて
ガーデンホテルへ。
本日の目的地の一つ、こちらで、サクラを見ようと。


沢山のサクラが咲いている！と、思ったのですが、一本しかなかった。

でも、まあ良いのです。

その後、進賢路や巨鹿路等をずんずん歩き、富民路を再び南下。
東湖路でトウモロコシのお菓子を作るトラックを発見

一袋２元！！！　イメージは味が無い　うまい棒。
２０ｃｍ　２０本くらい入ってます。


その後、再度ファイハイ路へ戻り、更にシャンシー路を南下。
歴史５０年の小さな食堂で“鶏肉とピーマンの麺”を食べました。

このお店は、チェーン店が幅を利かす様になった上海で、細々と
昔ながらの家庭料理を出すお店です。

こう言うお店は、地元の人か、近くに住んでいる中国人しか
見つけられないだろうと思います。
だって、近くには門構えが綺麗な今風のレストランとか沢山
あるし。
でも中国と関わって２０年近い私、そしてカミサンにとっては
こう言う昔ながらの家庭的な味を残す、雰囲気も庶民な所が
行きつけなのです。

鶏肉とピーマンの麺　９元。　他のお店だと１５～１８元。



この間、浦東にある日系レストラン３５元の定食より断然
美味しかった。そして、私の近所の蘇州麺チェーン店より
３倍は美味かったなあ～。



その後、カミサンがサンザシの砂糖がけを購入（？円）し、
抓みながらファイハイルーを歩く。
途中で再度休憩。



夜のファイハイ路を散歩します。ミツバチのコートを着ている
カンスケは路行く人の視線を集めます。


どんどん歩いて行くうちに、カンスケ、調子に乗って、声を
掛けてきた女性（推定２０代）の脚に抱きついたーーーーーーー


散々じゃれついて、気がすんだらプイッと歩き始めました。

主人に似ず、非常にタンパクです。　つーか、俺もこの位の
行動力があれば・・・・・

まあ、もう結婚してるんで既に関係ないですが。



更にずんずん歩いて観光地“新天地”へ。

ここでもカンスケは視線を集めます。ですが、新天地は犬の
散歩禁止。ですので、カミサンが抱っこして歩きます。


「外灘へ行こうよ！」

と、言われましたが却下しました。時間は既に１９時を回っています。
１２時前に出発して、歩き続けてます。

結局、８時半に家に付いたら、カミサンもカンスケもグッタリ。

とはいえ、楽しい日曜の散策でした。



交通費とお買いもの、食事代、合わせて６０元も行かなかったでしょう。
こんな形で上海の生活を楽しむ事も出来ます。

例えば、新天地のレストラン、少し極端かもしれませんが、こう言う
所で食事をすれば、１人で２００元くらい最低掛かるでしょう。
でも、同じ２００元（３０００円弱）使うなら、私は日本で使いたい。

日本には日本らしい心が籠っていて、上海で口にする高級料理
よりも、きっと美味しい食事やサービスがあると思うのです。
全くの主観ですが。でも、衛生的にも、心遣いも、？？？な
お店が多い中、高いから良いとはコッチでは限らないと思いこん
でますので・・・・・・。
まあ、私は元々カタカナの料理はわかんないし。


日本に帰って３０００円では高級な所に手が届かないなら、日本で
自分が享受できる最大限のサービスや商品を楽しめばいい。
別にここで、目新しい消費をしなくても、十分今の生活で楽しい。
何せ、私は元々庶民なのですから。
外食も友人知人のお店にしか行かなくなってしまいましたし。

私は節約と言うほどではないけれど、浪費しなかった分を日本で
使うつもりなのです。日本での消費は売上も税金もダイレクトで
日本へ行くし。


カミサンも散歩中に幾つかあった日系商品のセレクトショップを
覗いても、

「日本で買う！」

と、言う事で。



注意～

何も安ければいいというものでは無いので、皆さん、
品質については各人注意しましょう。

解らないまま安いのを探してお腹を壊したりしませんように。

そう考えると、日本はやはり沢山の安心が有りますよね・・・・