陳氏太極拳、と、そんな生活

陳氏太極拳を上海浦東で教える太極拳教室、浦東太極拳教室からレポート。


さて。


太極拳は呼吸法だ！
太極拳は有酸素運動だぁ！
太極拳は○○だア！

と表現される方が多々ありますが、まあ、その人の角度で判断して頂ければ
結構かなと。

色々な要素を内包していますが、それが太極拳を限定する言葉では無いの。




例えば、武力の伴わない太極拳は太極拳じゃない！！

と言うおっかない人達もいますけど、先ずは健康な体が大切で、シナヤカに
動く身体から生まれる力が重要なわけです。





無敵パワーで病気がち・・・・・




と言うのはアレです。あまり美しくないかと。

健やかに、日々の暮らしも落ち着いて、楽しい毎日がおくれるそう言う糧と
言うか。




さて、練習中に雑念がバリバリ生まれる事は無いでしょうか？











私はしょっちゅうです。練習中にアレヤコレヤと仕事の事や色々と
思い出してしまう事があります。







さて、そう言う時はどうするか？
















ヒタスラ身体を動かす。意念を強く持って動く。

これしかないです。







意念と言うのは、


「こう言う風に動くぞ、こう言う意味を持って動くぞ～」

と全身に働き掛ける意思です。




以前、師父が

「太極拳は色々な要素を含んでいる。だから習得が面倒で教えるのも大変。
　武術的な事は勿論、気功、禅的な要素、生活習慣、生活感、感覚の働かせ方。
　一つでも欠け無い様に努力しましょう」


なんて事を言ってました。と言うより、ほぼ毎日言われました。



私の教室は室内なのですが、洛陽で練習していた当時は外。


相当に雨が降らない限り、外でした。


朝は朝もや、夜は夜霧
冬は寒く、夏は暑い
冬は練習の合間毎にコートを羽織り、
夏は直射日光を避けて木陰で練習

夕暮れから段々と足元が見えなくなる中、感覚を研ぎ澄ませて



などなど。




心を無にするというのは中々大変かもしれないですが、感覚を研ぎ澄ませて
全身を動かすと言う事は、もしかしたら一つの自然と重なる手段なのかも
しれないです。




浦東太極拳教室へのお問い合わせは
http://plaza.rakuten.co.jp/rainbowraising/mailboxform/
こちらまでお願いします。




７月１６日からの太極拳のイベントについては下記をご参照ください

中原文化の原点に触れる　日本旅行お勧めツアー

中原文化の原点に触れるについて

このツアーはうちの教室にとっては合宿旅行に当たりますが、同時に
海外から来た太極拳の愛好家さん達や地元の達人との交流を兼ねています。


ツアーについて詳しくは日本旅行・上海さんまでご確認ください。