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カテゴリ:旅行
上海浦東で陳氏太極拳の教室をひっそりやっている浦東太極拳教室より。 今回も差し迫って来た洛陽~鄭州少林寺の旅に合わせて、中国の旅事情を ・・・・・・・・最近では飛行機が発達し、いつの間にか新幹線が・・・ あーえー、今話題になってる新幹線について、 ズバリ言って、○本の技術無しには無理だったでしょう。 したたかな中国人と商売するのは相当気合を入れないといけません。 ずるいと思うのではなく、モラルをぶっちぎったシタタカサがあるので、 その辺を覚悟の上、短期利益や結果だけでなく、長期的な世界規模の 視野に立って動かないと、ドンドン中国経由で中国の価値に代わって しまいますから。 ODA→アフリカ諸国 新幹線→アメリカ などなど。 さてさて。 今回のお楽しみ合宿は飛行機で洛陽に入り、鄭州空港から上海に 戻るコースを取ります。 便利です。片道2時間強・・・・・・・・ 以前は、片道16時間。寝台車です。 8年ほど前の記憶で書きます。 寝台車にも 硬座・軟座・硬臥・軟臥とランクが有ります。 座は文字通り、通常シートです。農村を往復するらしい、 全然生きている世界が違いそうな中国人民と一緒に乗る事に なります。 治安面でも心配♪ この様に書くと、「差別だ~!!」とか「上えから目線だ!」 とか注意を受けそうですが・・・・ そりゃ、日本を基準にして中国も同じと思ったらそうかもしれんです 同じ様に考えたら中国ではやっていけないし、中国人で成功して いる人達から変わりモンだと思われちゃいます。 何故かと言うと、中国人できちんとした暮らしをしている人自体が やっぱり良い席に付きたいと思っているし、同時にそう言う努力を しているのです。理由はそのフィールド毎に安心と安全と快適感が 全然違います。価格のランクで間違いない“人の違い”が有るのです。 凄い所はそう言う下位ランクの人達が虎視眈々と上を狙っている、 若しくは・・・・人生を楽しんでいるところ。 まあ、楽しみ方や狙い方は日本人のやり方や享受の仕方とは別ですが。 何しろ硬座はヤバいと言うわけです。疲れるし。16時間あの環境で 座りっぱなしは外人にとって我慢大会を超えています。 さて。 当時のワタシは飛行機代がもったいない!今でももったいない! 何故かと言うと、洛陽~上海の飛行機は一日1便なので値段が高い。 だったら寝台車で移動しようっと。 と言う流れで、上海や北京へ移動する時は寝台車に乗っていました。 軟臥は高い割にあんまりメリットないです。4つのベッドで一部屋 くくり。しかも、ドアに鍵を掛ける様になるので、万が一の不安が ありますから、私はもっぱら硬臥を利用していました。 硬臥も 上・中・下 の三段階あって、一番下が一番高い。 上に頭もぶつからず、広い。 一番上の段は寝るのがやっとのスペースです。 一番下の段にすると、周囲の中国人が勝手に座ってきますが、 ちょっとどいてね と言うと、まあどいてくれます。 ベッドの横のせまい通りには更に備え付けの小さなテーブルと 折畳みの椅子が据え付けられています。 リュックサックの中には着替えや仕事の資料等の他に、ビール、 お菓子、スーパーとかで買ったお惣菜、CDウォークマン、 雑誌、それから任天堂アドバンス等。 そうでした、この長距離の移動で携帯ゲームにはまってしまった のでした。 荷物をベッドに上げて、貴重品はウエストポーチに格納。 備え付けのハンガーに食料と酒を入れて、梯子を下りて下の 備え付けの椅子に座ります。 ゴトンゴトンと汽車が動き出す頃には、周囲の中国人達は酒盛り、 賭けトランプ等で盛り上がるグループやナッツをひたすら食べながら 雑談する人達・・・・・・ 私は彼らを眺めながら、一杯始めます。そしてゲームをピコピコ。 しばらくすると、眠くなるので、そうしたら早めに電源を切ります。 16時間も電池は持ちませんから。 夜になるとイビキのウルサイ人がいたり、何時までも騒いでいる 奴らに、 「うるせーぞ」 と言う注意が入る時はラッキーです。入らない時はショウが無いので やんわり、お願いする事になったりして。 何しろ河南人は大口、大酒のみ、声がデカイ! ですので、その辺は慣れないといけないのですが。 さて、朝になり外を見ると、中原独特の荒野を驀進する車窓です。 夏には夏の、冬には冬の趣が有ります。 ちょっとトイレの順番待ちが厳しいですが、その辺はショウが無いです。 7時頃から朝ご飯が一食15元くらいで運ばれてきます。 不味くは無いですが、上手くも無いです。ですから私はいつも自分で お弁当を準備しています。 ちょっと食べて、また横になって、段々目的地の洛陽に近付いて行きます。 と、まあそんな感じ。 時間の流れと言うか、仕事と生活のリズムがあるので、汽車の旅はもう なかなか出来なさそうです。 でも、いつかまた、こんな旅もしてみたく懐かしくなります。 ・・・・・特に仕事抜きであれば! 浦東太極拳教室へのお問い合わせは浦東太極拳教室へメールをお願いします。 また、もう一つのブログも ご参考にどうぞ。 太極拳の練習の事とかも書いてます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.07.10 14:11:52
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