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カテゴリ:太極拳
上海浦東でひっそり太極拳を指導している、浦東太極拳教室より。
今回は、太極拳合宿に伴うレポート。 私の学生さん達は、半分練習、半分観光ですが、私の場合は技術の 向上と兄弟子・師父への挨拶等等もありますので、ずーっと気が張 っているままの3日間でした。 フランスの学生さん達、長い人では8年くらい練習しているそうで、 真面目だなあ~と思いました。 合宿期間中は、朝8時~11時、夕方4時~8時頃まで練習するそう。 休み休みとは言え、頑張っています。 さて、そんな中、フランスの師範代サムさんとの会話。 「みんな練習真面目ですね~。」 「まあ、真面目です。でも、私達の様に毎日コツコツとする人は少ない」 やっぱり、フランスでも同様の同様の悩みが有るのかと思いました。 うちの教室では授業中も徹底的に身体を動かして鍛えるのが一つ。更に上手に なる為に、家でも練習してくださいね・・・・・と言う物。 皆さん、仕事が忙しいので。 さて 日本人学生が合流してから2日目、師父は私とサムさんを試験台にして、技の 掛け方を指導します。 男性で掛けやすいと言うのもあります。でも、技を掛けられるのは、私かサム さん。・・・・・殆ど私です。 理由は練習量です。普通の人に仕掛ける、練習の少ない人に仕掛ける事を師父は 嫌います。多分、痛いと言うのもあるのだと思います。練習が多い人はその分、 痛みに耐える根性が有ると思っている所が有るようです。 練習はするけど、私は痛みに弱いので参ります 技を掛けらるのはとても大変です。 痛いし、吹っ飛ばされるのはヤナ意味でドキドキします。 でも、直接技を掛けられる事は直接体感出来て、直接質問が出来る特権でも あります。 フランスの学生は私やサムさんが 「あいたたたた~!!」 とかなっていると、 うふふふふ 笑っている人もいますが、たぶん緊張感が無いのだと思います。 痛いのなんか当たり前で、どうしてそうなるのか集中して聞かな いと駄目です。彼らの師範代や私が何故いとも簡単に技に掛かっ てしまうのか、良く見ないといけないと言う事です。 師父の解説も技だけでなく、普段の身体の動かし方とか、もう 盛りだくさんです。こんなに教えるのか、と驚きました。 何故かと言うと、そんなに沢山教えても、覚えきれるかどうか 解らないからです。 一応、師父に聞いてみました。 「あんなに教えて、学生さん達は憶えられますか?」 「教えるだけは教えた。練習して身に付ける為に練習するのは本人次第」 当然ながら、エライ先生の授業に出たから速攻上手になると言う事はなく、 与えられた課題を何度も繰り返して自分の物にする修練が必要と言う事 ですね。 ・・・・・・そうは言っても忙しい現代の皆さんがバリバリ練習するのも 大変ですので、自分のペースで毎日少しの時間でももいいので練習して もらえればと思います。千里の路も一歩からです。 ちなみに、現在の私自身も、気が付いた事、教えてもらった事を体現する 為に、ちょとずつちょっとずつ紙を積み重ねるように練習して行くのです。 次回は、鄭州~洛陽レポートと兄弟子から言われた太極拳の練習の積み上げ について。 浦東太極拳教室へのお問い合わせは浦東太極拳教室へメールをお願いします。 また、もう一つのブログも ご参考にどうぞ。 次回予告! スコールによる大渋滞やら青島ビールビアガーデン・・・・そして練習等等。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.07.20 11:00:46
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