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上海の浦東でひっそり陳氏太極拳を教えている浦東太極拳教室より。
最近、何だかアクセス数も上がっている様です。 NHKパワーってすっげぇ。 とはいえ、だからと言って私の教室に大きな変化はなく、いつもの様な 練習が明日もあるのです。 私のカミサン(中国人)、以前は 「太極拳なんぞ、インチキだぜ」 と、伝人の私に面と向かって言いつつ、 「下々の者よ、私と付き合いなさいっ!」 とか言ってましたが、今では私の生徒の一人。 虚弱体質で体力が全然ないのですが、先日の上海ゆかた祭りで、着付けを してくれた友人曰く 「パンパンに張ってる感じがしましたわよ」 と、言われてました。 もうちょっと練習してくれると嬉しいのですが、カミサンはイワユル ナマケモノ科 に属する生き物なのでしょうがない。 でも、もう少し練習たくさんすると、ある日突然 「これ!この変化は何だ????」 と言う実感が動いている時に現れるわけです。 私の場合は手術後で死にそうな状態から太極拳を始めていたので、 「この変化は何だ????」 と言う実感の コレ の感じが弱く、今になって、今の状態が 「あー、あのときの実感がこんなに大きく成長したな、僕」 と言う何だか薄い感動です。 太極拳で、外身をひらひらと動いたり、なんだかクネクネと動くのは ちょっとセンスが有ると真似できます。 でも、その先にある、 全身がつながっていのを実感 という段階にたどり着くにはちょっと時間が掛かります。 動きを憶えた後に、練習をコツコツするしかないです。 沢山の動作を憶えるより、一つ憶えた動作を止まらずに反復して。 老架一套、74の動作。あわてて動きの手順を全部覚えて満足するより、 一つの動作を丁寧に丁寧に納得を重ねた方がいいのです。 陳氏で言う内力の操作に近づくにはこの方法しかないでしょう。 単なる気功では動作を伴う力を身につけるのとは違う様です。 回転し、ベクトルを変え、立体を作る。 この動作を流れるように繰り返して、同時に身体の中を動かして行く。 体操であり、武術であり、動作を伴う禅であり、気功である。 と、書くと凄く高尚なのですけど。 まあ、それっぽく練習していれば、そのうちそうなります。 大切なのは 「自分の目的を明確にして、その為の練習を継続する事」 ・・・・・・・師父の言葉なんですが、私もカッコいいので使っています! 浦東太極拳教室へのお問い合わせは浦東太極拳教室へメールをお願いします。 さて、昨日来たお問合せ、 「太極拳の教室に通い始めましたが、どうすれば上手になれますか?」 と言うのにお答えします。 その教室の人と仲良くしましょう! です。 練習は一人でするのはツマンナイです。 単純なマンツーマン練習は寂しい物です。それに、1人の時は師父はとても要求 がキビシイ。 私は師父の元で一人練習していた時、以前練習していた兄弟子達が帰ってくると 聞く度に、もう!うれしくて。 さて、俺の上達ぶりをどの様に認めさせてみるかッ?? と言うのでニコニコしていました。 今思うと、若かった・・・・・と思いますが、でも、兄弟子達もそう言う私を見 るのが楽しかった様です。 教室に通って楽しく感じるのはとても大切です。初めての教室ではナカナカ 先に習う皆さんに打ち解けるのも大変でしょう。でも、仲良き事は良き事です。 毎週、毎日、通うのが楽しみになったら、きっと上達も早いですよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.09.23 21:44:49
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