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カテゴリ:太極拳
上海浦東でひっそり陳氏太極拳を指導している浦東太極拳よりレポート。
中国の建国記念日“国慶節”の影響で、今月の練習は補講が多いのだ。 そう言うわけで、今日は7時から補講。 私はこのブログを書いたらすぐに御飯を食べて先に練習をしに行くのです。 先生だろうが伝人だろうが、練習を続けるのが大切なの。 なの!と書くと子供っぽいですね。 さて、7月に師父に注意された4つの課題に気を付けて練習するうち 段々自分の技術も向上してきましたよ。 嬉しいです。 伝人とは言え、私、私の兄弟子達、うちの師父も更に技術の向上を目指します。 すっごく強くなる!とかを目指すのではなく、自分自身で納得する技術を身に 着けたいのです。 練習する時に効率よく身につける為には生活の中で色々な制約が出てきます。 夜更かしは駄目!とか、お酒を飲むな!とか。 ・・・・・でも、現代人の上、仕事上のお付き合いもありますから多少は仕方ない。 ところで、陳氏太極拳の生まれた河南省は昔っから度数の強いお酒を好んで飲みます。 地球の歩き方とかですと、紹興と言う街がのん兵衛の街と言う事になっていましたが 実は中国では内陸と北方の人間がガブガブ飲みます。 紹興酒の様な度数の低いお酒は料理酒扱いです。 河南人が好んで飲むのは、白酒と言われる蒸留酒。 最低でも35度。35度は低い度数です。 彼らは先天的にお酒に強いのでしょう。 先日の番組の中で、太極拳をするとお酒が強くなると言う発言があったそうですが、 これは少々問題があると思います。 確かに、太極拳によって代謝は良くなりますが、あくまで代謝が良くなるであって 超人に近づくと言う意味では無いはず。 お酒を飲んだ後、アルコールを体内で分解した時には必ずアセドアルデヒドと言う 毒性物質が生成されます。これが頭痛などの原因になります。 分解時にもエネルギーを使い、肝臓や腎臓等の各臓器に負担が掛かります。 アセドアルデヒドを排泄する為に更に負担が掛かります。 これは人体にとって避けられないところです。 このところを無視して、太極拳をするとお酒に強くなるとするのは間違いだと 思います。 お酒が強い弱いは慣れもあるし体質もあります。 繰り返しになりますが、河南人や北方の人はお酒に強い人が多く、そのレベルも すさまじいですから。 ちなみに、うちの師父の決め事は、 太極拳を一生懸命練習するのであれば酒を飲むな! です。 まあ、太極拳の練習はゆっくりな動作ですが、それはそれは疲れます。 例えば、登山をしてグッタリな所にガブガブ飲んだら遭難しかねません。 マラソンの後若しくは途中でお酒を飲む事は無いと思います。 太極拳は生活の中の一つとして、日々の練習となりますので、養生を 考えてもらえれば、その毎日の途上でガブガブと言うのは良くないと 解るかと思います。 くれぐれも、へっちゃらな人は体質、若しくは慣れです。 お酒はほどほどに。これが私の見解です。 と言うお話。 ちなみに、兄弟子一同の中で私は飲める方。師父はビールをコップ一杯が 限界。私は3杯はいけます! 今回のブログも、御質問いただいた内容についてお答えした形です。 この形式だとネタに困らないので楽チンで良いです! 浦東太極拳教室へのお問い合わせは浦東太極拳教室へメールをお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.10.10 18:43:27
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