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陳氏太極拳、と、そんな生活

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2011.10.20
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カテゴリ:カテゴリ未分類
上海浦東で陳氏太極拳をひっそり教えています、浦東太極拳教室より。


浦東と書いて、こちらではプートンと読みます。
プートンとキーボードで打つと、浦東と出てきました。凄いですね、
現代のパソコン。

今回は質問にお答えするのではなく、私が何となく感じた事を書きます。



さて、上海はめっきり涼しくなってきました。


夏はとんでもなく暑いのですが、冬は凄く寒く、そして秋が短い。


つい先日まで半そでで過ごし、現在も昼間は結構暑いのですが、
日が沈むとドンドン寒くなってきます。


そんな御蔭で私は少し風邪をひいてしまい、今日は一日のんびりと
過ごしました。


何となく、鍛えていると風邪をひかなくなる!と言う誤解があります。
ですが、どんなに鍛えていても、疲れて抵抗力が落ちると風邪も引き
ます。

虚症 陽症と言う考えがありまして・・・・・・・・・・・と言うのは
また次の機会に。


四季の移り変わり。



春は畑を耕し種を植え、夏は大雨や日照りの心配・害虫駆除をしながら、
秋は収穫。


そして冬。



冬の時代っ!!!


何て言う言い方をして、冬にはマイナスイメージがありますが、太極拳と
言うか、漢方と言うか、本来の思想の中には冬も大切な役割があります。




それは、準備です。


次の作付等のプランニングしたり、道具を整備したり、投資計画とか。



長い冬や厳しすぎる冬と言うのもちょっと困りますが、冬は冬で無いと
大変なのです。走り回って仕事すればいいというものでもないと。


練習にしてもそうです。養生と言うのも鍛練と言うのも、学び、動き、
理解を深め、更に、考え休養して・・・・・

というサイクルが必要なのですね。


そう言う積み重ねと言うか、時間の流れ、サイクルが色々な分野で
起こると思うのです。


一日の流れもそうだし、開発~営業~回収等の流れもそうだと思うし、
それは途切れずに循環して続いて行くと感じます。
この積み重ねが複雑に絡み合い、厚みを増して行くのだと思うのです。


最近だと、ポチポチっと推して行くと、あっさり情報が手に入りますが
身体を動かしたり五感で感じ、身につけて行く世界ではもう少し手順と
時間が必要です。

最近の仕事ではインターネットがあれば何でも進んでいく様な話を聞き
ます。クラウドによる情報の統合だとか、ツブヤキのつながりとか。

でも、つながったら今度は差別化と言うかグループ化が加速すると
思うのですね。出来る、出来ない、同じ、違う、等等の。


話が少し脱線しましたが、私の学び、伝えている太極拳は、映像や文章で
残しても伝えきる事が不可能な伝統技芸です。マンツーマンでの伝承が
必要で、継続する鍛練が必要になります。日々の生活の中での気付き、
練習による気づき、師からの指導と鍛練による技術の向上・・・・・・


技と術に深みが増して行く。絶え間ぬ鍛練によって身に付いた、身に付いて
行く技術の成果を現代中国では

    有巧夫(こんふーが有る)

と表現します。積み上げられた確かな物を持っていると言う意味です。
現代の中国では、この根気のいる作業より、パッと気軽に身に付く方が好まれ
ますし、パッと気軽に身に付いた物を深みが有る様に見せる方法や仕組みが沢山
あるのがとても残念です。

ですが、それでも、 有巧夫 と言う言葉を大切にしています。

日本で言う、手塩にかけて とか 心を込めて と言う表現とも意味は違いますが
同じ様な重厚な温かみを感じる言葉です。



この 巧夫 昔の中国の方言で  「時間」 を意味していたと師父が教えてくれ
ました。
中国文化にとって、時間と言うのはチクタク時計のスケジュールだけを指していた
わけではないのですね。
では日本ではどうだったのでしょうか?
アナログ的に鐘の音と日の移り変わりで感じ取っていた頃のそれは如何なる様子
だったのでしょうか?


時間をどう使うか、時間をどう生かし、次の自分、次の世代に繋げて行くか。


そんな事も考えた方がいいのかもしれません。


最近、凄く忙しい毎日の中ですが、少しずつ練習する中でも、気づいたり、
伝えようとする自分を感じています。


浦東太極拳教室へのお問い合わせは浦東太極拳教室へメールをお願いします。







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Last updated  2011.10.20 20:22:16
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