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陳氏太極拳、と、そんな生活

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2011.11.23
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カテゴリ:太極拳
上海でひっそりと陳氏太極拳を指導しています、浦東太極拳教室より
連続で太極拳について。


陳氏太極拳は、明朝末期、1600年代の前半ごろ、今の陳氏太極拳の
原型、10の型にそれぞれ13個ずつの動作の練習方法が編み出されま
した。一族で練習していた東北地域の武芸+当時流行っていた武術の
実用動作を養生方法や戦略論(孫子)をベースにハイブリッドしたのが
その10の型が更に2つになって、その一つをうちの教室では指導して
います。

老架一套、またの名を老架一路。普通の愛好家さんや規定拳の人達には
74式とか言うと解りやすいかも知れません。



もう一つを老架二套、またの名を炮錘です。



老架一套はもっぱら身体の動きを作る事を重視したカリキュラムで、
イワユル養生する身体を作るのに適しています。太極拳としての動き、
身体を作る要素が強いのです。もちろん、この中に格闘要素も含んで
いますが、積極的に爆破力の練習がし易いようには出来てはいない
様です。炮錘に比べるとですが。


太極拳の中でも柔らかい中に剛があり、破壊的な動作がバンバンでる
イメージが先行している陳氏太極拳ですので、何となく、武術っぽい
動きが沢山あってそう言う事を強調して練習する愛好家の人や、目指
して練習される人も沢山いる様ですが、実際大切なのはスムーズな
変化とヨレず滞らない循環を全身で作って行く事です。



・・・・・まあ、平たく言うとスムーズに動く事と言うか。


爆破力とか、化功(カケイとか言う奴です)とか、それもこれも、
太極拳の一部であって全てでは無く、上記のよどまない循環が出来る
身体操作の中で生まれてくるものなのであります。


長くなった。


まあ、要するに、何だか受け流したと思ったら、バランス崩れてたり、
勢いよくパンチしたけど動きがブツ切れになったら意味ないって事です。


私は、そう言う格闘的な側面より先に、自分の思った様に身体を動か
せる様になった方が気分いいし健康的だと思うのです。別に外で闘いが
待っているわけでもないし。選手でも無いので。

ただ、先に格闘的な爆破力やら化功に目が言ってしまうと、ベースの
部分が鍛えられていない状態になってしまうのです。
それは、剣や刀、槍等を扱う時も一緒です。

小手先で動かすのではなく、あくまでも体術の一環として、兵器を振るう
事になります。兵器(中国武術では武器の事を兵器と言う様です)は
手の一部・・・・と言うか、太極拳では身体の一部、身体操作の延長なの。


ですから、太極拳の架なしに太極拳の剣技だけを学んでも、それは表面上の
動きの順番だけとなり、太極拳で大事な変化循環の無い、無味乾燥な物に
なってしまうのですね。まあ、それでも、他の武術をしている人が太極拳の
剣技をなぞるとそれなりの力を発揮するようですが、それはその人が元々
持っている武術がすげぇって事で、太極拳の剣技を発揮しているわけでは
ないのです。



そんな事もあって、うちの教室は老架一套を大事に練習しています。

これは、師父、鄭旭東と鄭師父指導してくれた爺様たちの考えですので、
私は踏襲していると言う次第。





一例、


http://plaza.rakuten.co.jp/rainbowraising/diary/200705180000/

以前、ブログで書いた、大刀。

こう言う重たい兵器は、全身の力を伝え、体術の一つとして操身・操刀しないと
あっという間に疲れちゃうか、関節痛めちゃいます。
本来の大刀は柄の部分が木では無く、柄の部分もハガネですので。
柄の部分がハガネではなく、木や竹だと、刃の部分の重みで振っているうちに
折れてしまうかもしれないのです。
たまたま、大刀はとりわけ重いので解りやすいですが、他の剣にしても、
その他の、ジェンと言う武器等にしても、同様です。手首やひじなどで
気軽に沢山練習すると、当然あまり良い結果に至りません。
扱う物が、現代の練習用の軽めに造られたものであっても同様の注意が必要
でしょう。

どんなに良い武器を持っていても、中身(自分自身の能力や準備)が整って
いなければ、痛みを自分に返してしまうと言うのは、実生活や仕事でも同様
だなあとシミジミ思いますが、如何でしょうか?




一層一妙

問い合わせの有った、武器とか剣とかはどう言う風に練習すればいいですか?

についての回答です。


浦東太極拳教室へのお問い合わせは浦東太極拳教室へメールをお願いします。





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Last updated  2011.11.23 12:24:46
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