陳氏太極拳、と、そんな生活

上海の浦東で陳氏太極拳をひっそり指導していますよ。
浦東太極拳教室より、レポートです。
うちの教室は４号線の藍村路から歩いて５分。

数年前までの上海はタクシーの移動でないと、浦東と浦西の
日本人地区は行き来が大変でしたが、今では大分変わりました。
浦東！と言うのがちょっと特徴だったのですが、それ程辺鄙な
イメージが無くなって来て便利になったのですが、ちょっと複雑
です。


今、中国は労働節と言う連休の真っただ中。


２９日曜～５月１日が御休みなのです。

２７日の出来ごとです。

土曜日は教室があります。その日は、連休前の出勤調整があったので
午前中の主婦班？夜のお勤め班に分かれての授業。

・・・・・・一日に２回なので、ちょっと体力的にキビシイ。
昼間は私、仕事もありますし。



ですので、昼の仕事に引っかからない様、早朝から活動開始。
色々と準備した後、ゴミを捨てに外に出ると、溝に落っこちている
仔猫をを発見。

昨日の夜ハマったらしく、明け方、ヘンテコな声の主はこの子の泣き声
だったようです。


完璧衰弱しています。


アンコクＧのスイッチが入り、速攻で自室に戻って、布やら薄めた牛乳やら
持って救助活動をしました。
そのうち、近所のおばあちゃんも救助活動に参加し、一緒に牛乳を飲ませたり
背中をさすったり、頑張りました。


生徒さん達が来ましたが、授業の休憩時間もネコちゃんの介抱へ。


授業が終わって、教室を閉めたところ、室内に鍵を置き忘れたまま鍵を掛けた事
に気付いた。

カミサンが来る３時まで、ネコちゃんと過ごす。



カミサンが来て、猫ちゃんを事務所の入り口に移動させて、仕事開始。


ミーミー泣く元気が出てきたので、少し安心して、仕事を続けた。












元気になって良かったね。



そう思って、仕事を終え、様子を見に行くと・・・・・・・・・


ネコちゃん、死んでました。

でも、苦しそうな感じではなく、頑張りました―！！！と言う感じ。

最後に泣いていたのは、俺にお礼を言ったのか、ママを呼んだのか？


短い命だったけど、最後に優しくしてもらったのも何かの縁。




花壇にある手近な花をもいで、添えてあげました。
御経の替わりに、ミツバチマーヤの終わりの歌を唄って合唱。



うちのワンコ・カンスケの様にぬくぬく暮らす動物もいれば、食べら
れちゃう犬もいる。運命の無常・無情を嘆くよりも、その場その時の
精一杯をするのが素直な心のあり様だろうと、シミジミ思いました。





太極拳の事を書くのを忘れていました。

午前中に生徒さんの動作が、４４番目の動作、前招　后招まで来た。
先に抱頭推山も含め、３０分くらいの間に３つの動作を一気に指導。
そこまでに至る、太極拳の動作の法則を身に付けているので、理解も
早いのです。
夜の初心者コースの生徒さんも２回目の金剛搗捶が終了。
　

浦東太極拳教室へのお問い合わせは
tsukamoto.hironobu@gmail.com
まで、お願いします。