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カテゴリ:太極拳
上海浦東でひっそり陳氏太極拳の指導をする浦東太極拳教室よりレポート
私の教室の生徒さん達、最近は言われませんが、最初の頃は 『間違って覚えたくないので、映像撮らせてもらっていいですか?』 駄目です。絶対駄目。 私が指導する時は、一人一人に動く時の感覚、動く順番、見た目、 キチンと指導しています。 自分独りで練習している時、お手本通りで動けない事、間違って 動いてしまう事は 『上達の過程として正しい』 と言う事です。より注意深く説明を聞いている人は100点満点で 70点覚えちゃう人もいます。ですが、大体の人は独りで練習する 時には何となく違う事をしてしまいます。 でも。 この何となく違う練習を、教室に来て修正した時に 『あれ?正しい動きの方が楽チンだぞ』 と言う感覚を持つ事も訓練なのです。 私が最初に指導する時、特に教室に来て3か月くらいの人へのアプローチと 一年くらい練習している人へのアプローチは全く違います。 長く練習している人へは簡単に動作の手順を教えるだけで 『太極拳の身法に近い動作手順』 で各人動いてくれるのです。彼らはキチンと前段階が出来ている場合、動きな がら太極拳の法則に合わせて動きを調整していきます。 解り難い所は私が再度調整して、出来るようになったら次の段階に動きの厚みを 加えて行きます。 でも、初心者の人には一つ一つ丁寧に注意点を説明していかなくてはなりません。 また、一つの動作でも指導・見せる形に段階が有ります。 映像が無いと練習できないと言うのでは、厳しい様ですが上手にはなりません。 感覚を研ぎ澄ませ、修正能力を身に付けて行く習慣が大切です。 なぞるだけでは字が上手くならないのと一緒ですね。 教室への御問い合せはtsukamoto.hironobu@gmail.comまで。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.05.31 15:13:10
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