|
カテゴリ:太極拳
上海浦東でひっそり陳氏太極拳をしどうしている浦東太極拳教室より
レポート。 習い事、学習、仕事でもなんでも、メモすると言う事は大事ですね。 メモをとると、内容をもう一度意識して確認できますし、もう一度見た時 更に意識できます。 ・・・・・・・・・・そのレベルでOKで、先に進まないのであれば、 その方法は問題無しです。メモをとったら、そのメモに合わせて練習 してください。 ですが、練習を続けて行くと、当然そのメモの内容はメモを見なくても 出来る様になっていなければ練習とは言えません。 メモを見ながら練習と言うのは実はおかしいと私は思います。 10ある要求のなか、最初は1しか体現出来なかったものが、練習するうち 3できて、7出来て、10全部できる様になった! 練習して段々出来るようになる。2出来ると気持ちに余裕が出て残りの8に 意識を向けて、3できたら7を思い出しながら動けて・・・・・・ と言う繰り返しです。聞いた事や見た事を、授業のその場で確実に押さえる。 絶対条件です。 ですが、人間ですから忘れてしまいます。それを、練習と先生の指導で強制 しないといけません。メモを後で見て自分なりに思いだすと言うのは違う 動きや意識を持つ可能性が有ると言う事。 そして、10出来たらそのメモは捨てないといけない。 何故かと言うと、10出来た時点でその次の20が始まる。 最初の10を思い出しながら、メモを見ながら20を練習なんて無理です。 陳氏太極拳はそう言う繰り返しなのです。 でも、メモした事を見直すと思いだして新たな発見が! ・・・・・・・・・そんな余裕はないです。 今の練習要求には以前の要求が出来ている事が前提。 でも、メモした事を見直して、自分の将来の生徒さん達に・・・・ ・・・・・・・・・それは駄目です。自分で見た生徒さん達のレベルや 状況に合わせて、個別に指導するのが正しい。自分の過去をそのまま当 てはめるのは正しい指導とは言い難いのです。 ですので、メモする事について、否定しきれません。ですが、メモを とっても、一番大切なメモ帳は自分の身体だと言う事。 自分の身体に刻み込むと言う事。 メモはツール。ツールに体術が振り回されてはいけないと言う事。 メモをとっても、もったいないけれど、レベルが突破出来たら勇気を持って 見ない様にしましょう。 ちなみに、私はメモ取る余裕が無かったので記録が殆ど残っていません。 たまに発掘されるのは『口語体』で『太極拳独特の言い回し』の文章等。 今読むと、 なるほど~ と漸く理解できたと言う事もあったりします。 浦東太極拳へのお問い合わせはtsukamoto.hironobu@gmail.comまでお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.07.11 11:03:08
コメント(0) | コメントを書く
[太極拳] カテゴリの最新記事
|