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カテゴリ:太極拳
上海でひっそり陳氏太極拳を指導している浦東太極拳教室より。
さてさて、洛陽~鄭州合宿及び親せき回りの旅。 洛陽の回族区にカミサンの親戚一家が病院で働いています。 一家全員医者。 カミサンの御父さんは軍人、御兄さんは産婦人科のお医者さんで 漢方による不妊治療で名医らしい。 でも、それに輪を掛けて凄いのが、そのオジサンの奥さん。 漢方の先生でそれはそれは・・・・・・・・・・・・・・・・・ と、らしいらしいが続く理由は、私には漢方の勉強や産婦人科は あまり関係ないので。 ・・・・・しまった。実は漢方はある程度勉強しています。 漢方の知識が有った方が、内家拳は学びやすいのです。 お勧めは、漢方、孫子、ですね。太極拳の技術書を読むよりも、 こう言う本を読んだ方が『先生の言葉』が理解しやすくなります。 その一家で私が仲良くしているのは 長男のこの人。 中国整体の先生です。もう、順番待ちが凄くて、御飯を食べている時間も ないそうです。 私は、数年前に兄弟子にぶっ飛ばされてムチウチになり、今年は軽くメンテ ナンスなのです。 バキッとやってもらって、そのまま食事へ。 少し休憩して、午後の練習へ向かいます。 その日の夜は急きょ、市の噴水ショーを見学に行きました。その模様は 次回のブログで・・・・ 翌日月曜日、お昼2時の新幹線で鄭州に移動する為、練習は朝の2時間のみ。 練習を終えて、直ぐにスパイス市場へ。 洛陽にはスパイスを売るお店が沢山あります。市場には必ずスパイス売り場が あるのです。 写真は去年の物ですが、買った場所は正に同じお店。 カレー粉の素材をその場で挽いてもらって出来たてカレー粉です。 ちょっとウコンが足りない感じですが、文句を言っている時間が無い。 取りあえず久しぶりの挽き立てなのでウキウキです。 洛陽は『麺食』と言って、小麦を酒色にするのが好まれます。 例えば、日本で言うお傍系、イタリアで言うパスタ系、パンも全て 麺食に当たります。 焼餅と言うと、中国では小麦を使ったクレープ~焼きパンを指しま すが、洛陽では特にその種類が多いのです。 恐らく、回族文化、シルクロード文化が間接的に影響しているので しょう・・・・『オーブンの中』で焼くスタイルが中心です。 インドのナンに近い物から、そのままナンと呼ぶ焼餅もあります。 洛陽の焼餅には薄らと香辛料が練り込んでいて香ばしいです。 この、香辛料、スープ料理にも欠かせません。 暑い夏や厳しい冬を乗り越える為、体内の循環を良くしようとする 知恵であり、シルクロード文化の名残なのだと感じています。 洛陽の人はそこまで考えていないと思いますが。 さて、薬膳。薬膳と言うと、漢方に使う様々な生薬を入れなければ ならない様な気がします。 カミサンが養生に凝り始めていて、生薬やら養生方法やらにアンテナ を張り巡らせているのですね。(だったら運動しろ!と言いたい) これについて、うちの師父からカミサンに一言。 『生薬を処方したり、漢方薬を買ったり、それって面倒くさいだろう。 昔からある食材を季節に合わせて上手に食べて行く。 これが一番大事なんだよ。薬だと苦になるけど、毎日の食材なら 当たり前と感じるだろう。』 と言うお話。 その季節季節で身体に良い自然な物を取る様に心がける事が大事な様です。 そこで、うちの師父が私に行ったのが、 『立夏から立秋までの間は、毎日100g位の生生姜を食べなさい。 身体の湿気をとり、気血の循環が良くなる』 ・・・・・・・拷問です。でも、フランスの学生達は生姜の砂糖漬けを 練習の合間にパクパク食べています。効果あるのですね。皆さん過剰に 元気だし。 次回は、こりゃヘンだぜ洛陽編です。面白おかしい事を書いてみます。 浦東太極拳へのお問い合わせはtsukamoto.hironobu@gmail.comまでどうぞ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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