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カテゴリ:太極拳
上海で日本人向けに陳氏太極拳をひっそり指導中!浦東太極拳教室より、
レポート。 今回の修行はズバリ、カミサンには内緒。 話せば先ず、以下の理由で反対されます。 ・自分も行きたい ・仕事しろ!(太極拳も仕事なんですが・・・) ・今の中国で河南省に日本人が行くのは危険 そう言うわけで、内緒で行きました。 洛陽は私にとってはホームタウンなのですが、今回は師父師娘とも、 『外出するなら師父若しくは後輩が同伴!!』 となり、窮屈この上ない。 私の中国語のレベルであれば、華僑の若者で十分通じるのですが。 さて、夜7時半の飛行機が2時間近く遅れたので、洛陽に着いたのが 12時過ぎ。 武術館の部屋に入り、直ぐに寝た。 翌日、師父、後輩と朝食に出て、直ぐに練習開始。 後輩は陳家溝で3年、武術専門学校に通ったが、『陳氏太極拳』は 武術学校では身に着かないと判断し、親戚のつてで師父の武術館へ。 もう一人の泊まり込みはフランスの学生 ガイガイ君。これまた、 4年間フランスの有名な先生の元で練習していたのが、フランスの 学会を経由して師父の元でやり直している。 当然ながら、私のレベルと彼らのレベルでは全く比較にならない。 めいめいが自分の練習をするのだが、二人とも休みの時はずっと 私の動きを追って、事有る毎に動き意味等を質問してくる。 でも、師父のカリキュラムがあるのでうかつには答えられない。 中国人の後輩曰く、 『自分の通っていた専門学校の校長より・・・』 だそうですが、伝人なので当然と言えば当然。ただし、一門の中では 私はまだまだなのです。 そして、面白いなあ・・・・と感じたのが、こんな日中関係でも、 『一門は家族』なのだと言う事。 後輩は2人とも凄く私を尊敬し、私も彼らの悩みやストレスが取れる様に と自然に気を使う。 特に中国人の後輩は、他の先生の動きや技術を沢山見て来た事もあり、 私の話を一生懸命聞こうとしている。 文化、芸事、感動したり一生懸命する事に国境やイデオロギーって突破ら われるんだなあ・・・・と当たり前の実感を持った。 昼は師父の作る食事(大体が麺です)を食べ、各々がお昼寝。 練習が濃いので私も直ぐに休みたいところですが、PC上で仕事の確認と 各員に指示を出してから休息。 3時頃から起きだして、夜7時頃まで練習。 夜は師父の作る、五穀のお粥や郷土の仕出し等を食べる。 師娘はけがをしているので、家事の一切を師父が仕切り、学生達は 手伝いをするのだ。 食後は師父師娘の雑事をこなし、就寝。 5日間、ほぼこのサイクルです。外出して遊ぶ時間も、そんな気も 起きません。 忘れてしまっていた技術、今まで解らなかった動きの発見、新しい 概念と技術の導入。やる事一杯です。 浦東太極拳へのお問い合わせはtsukamoto.hironobu@gmail.comまでどうぞ。 最近、太極拳についての問い合わせも頂いています。 質問内容を公開して良い場合は『いいですよ!』と明記ください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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