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カテゴリ:太極拳
上海で陳氏太極拳を指導中、浦東太極拳よりレポートです。
さてさて、11月にある事情で11~2月までの行動を制限する事に なっていたのですが、突然それが無くなりました。 おかげで仕事から年末年始の予定から全部変更する事になってしまい ました。 どうせ変更するなら、仕事を持って洛陽へ行ってしまえ! と、先週の日曜日から洛陽へ。4泊5日で突貫修行です。 正確には、『技術の調整』『現時点での技術上、足りない所の保管』 『術の深化』、『疑問点の整理』。 鍛練や修行は毎日自分で出来ます。伝人です。当然毎日練習。 日本でも中国でも今時の才能のある人は、武術学校に通ったり、 偉い先生と会って直ぐに奥義を授けてもらえるみたいです。 でも、私は普通の人なので、地道に練習を重ねるしかない。 師父も私を指導するに伝統的な陳家溝のやり方を踏襲するしかない。 師父の指導方法は17代、18代の長老達が師父に伝えた方法。 量産も出来ないし、効率の良い練習方法や手っ取り早い方法は無い。 そして、その地道な方法が一番身体に良くて生涯続ける事の出来る 本来の太極拳だと確信しています。 ただ、伝人は一つの過程を突破したら、直ぐに深化の為に次の意識を 重ねないといけない。大会のチャンピオンを目指すと言うのとは違う。 誰かに勝とかそう言うのではない。 ところで 一人の師弟はチャンピオンを目指しています。まだ免許皆伝者ではない ので参加しても問題ないし、その資格(国家認定チャンプ)で大学に 入って教練になったり、将来の為にもなるのだ。 私が修行を始めて12年。 胃がんL4の手術後。食事は殆ど出来ず体重30%ダウン。 それに伴い、めまいが続き、短時間の運動で腹部に猛烈な違和感。 連続する悪寒。クーラーに当たるだけで一気に体温が下がる。 当然ながら冬になれば『あらゆる服装』であっても身体に寒気を 取りこんでしまう。 乱暴な表現をすれば、死体に近づいて行ったのだと思う。 気持ちが前に進めば、身体も前に進む。 自分の生き方は今度こそ自分で決めるぞ! と思って洛陽で日本語教師をしながら徹底的に身体を鍛えた。 ガンを克服するなんて最初から『当たり前』で、その先が欲しかった のです。 当時の事、人から本にしろ!と言われています。まあ、そのうちです。 印象に残ったなあと言う人はポチっとお願いします。 海外生活・情報 ブログランキングへ 新世代については明日の日記に続きます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.12.21 13:16:03
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