|
カテゴリ:太極拳
上海浦東で陳氏太極拳を指導中!浦東太極拳教室より。
表題について先に結論を書くと、私の目指すジッセンは自分の鍛える 技術を毎日の規範とし生活に生かし、そして伝えて行く・・・・ 実践 実戦ではなくて実践の方に重きを置きます。 私は比武による実戦向きの性格じゃないので自然と、この結論です。 実戦を突き詰めるとタイヘン血なまぐさくなります。私の意識の中で 実戦と言う事を突き詰めているのは自衛官の皆さん、自衛隊の皆さん 消防の皆さん等だと感じるのです。それに比べれば私の武術等、まだ まだだな・・・・と常々身を正す次第です。 ・・・・・ところが、体調を崩してしまいました。 昨年秋口に太極拳を中心に!と生活をシフトしていたつもりですが、結局 普段の仕事の量も対して変わらず。 そうこうするうちに春節が来たので、楽チンなスケジュールで日本出張 2週間を組んだのです。 ですが、2日目の会合からドンドンと予定が決まっていって、結局休めたのは 2日だけ。 帰国前から疲れがピークだったので、上海に戻って2日目に倒れてしまい ました。養生を実践する私が過労で倒れる等ホントに恥ずかしいです。 さてさて。 私が今凄く真剣に読んでいる本が有ります。それは 『木村正彦はなぜ力道山を殺さなかったか』 と言う本です。 木村正彦は史上最強の柔道家であり、戦前~50年代・最強の格闘家です。 圧倒的な練習量と探究心・・・・なのですが、その中でも揺れ動く人間として も描かれていきます。 現在も日本の柔道の競技者人口はスゴイ数ですが、戦前はもっと凄く、練習も 激烈だったそうです。その中での王者です。 まだ読破していませんが、既に プロレスによる歴史的な惨敗 以降まで 読み進めました。 ここまで来て、私が感じているのは 木村正彦の敗北は『日本人の魂』が 『コマーシャリズムや情報操作』に敗北していく始まりと感じる事。 当時の木村正彦は全盛期に比べ気持ちの面で様々・・・・・ 一方対する力道山は自らの目標に対して我武者羅に・・・・・・・・ 格闘能力+世間のウネリを手にした力道山と 本来の実戦力を見失っていた 木村正彦・・・・・・・・ 世界の潮流と迷走していた日本の魂 そう感じてしまいました。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ もう少しで読み終わるのですが、凄く面白いです。 学生の頃柔道部で、その後空手をかじったりの私です。ですから道場で、試合で 散々な目にあってます。その分、他の格闘技の大変さや凄さを実感し、更に本の 中の達人のお話にワクワクとしました。ちなみに、プロレスは夫婦ともに観戦に 行くファンでもあります・・・・・・ 読後、またご紹介します。 日本には柔道(術)がある!と思うと凄く誇らしくなります。 浦東太極拳へのお問い合わせはtsukamoto.hironobu@gmail.comまでどうぞ。 最近、太極拳についての問い合わせも頂いています。 質問内容を公開して良い場合は『いいですよ』と明記ください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.03.01 13:50:45
コメント(0) | コメントを書く
[太極拳] カテゴリの最新記事
|