陳氏太極拳、と、そんな生活

上海で陳氏太極拳を指導しています浦東太極拳教室より。

ちょっと気を抜くと直ぐ筆が止まってしまいます。


生徒さんからも読者の方からも指摘を受けてしまいました。


気を抜いた・・・・と言うよりも、最近の私は凄く忙しかったのです。
７月の初旬に洛陽の武術館へ生徒さんの合宿へ。
戻って直ぐに日本へ出張。出張先での日常の業務以外に、縁あって大学の
広報誌に特集が組まれる事になったり。
戻ったらこの時期に受注や見積依頼がわーっと沢山来て・・・・・・・

気がついたら、医療関係向けのコラムの原稿締め切りが明日！！！



はあ。スイマセン。



全て理由になってしまいます。


では、気を取り直して。




現在の上海は毎日が４０度越えの気温です。うちの教室の現在の生徒さんたちは
過剰にガッツがあり、３時間の練習中、注意してあげないとずっと動き続けます。
室内なので、クーラーをつけています。

・・・・前回のブログで、クーラーやらシャワー室やら・・・と書いていますが、
流石に４０度を超える暑さの中、一般的な生活を送る生徒さん達の体調を考えると
練習しやすい環境は必須ですから。

若い頃に何らかのスポーツ系の部活に所属した事のある人は、ついつい、暑い中
だろうと疲れていようと『スイッチ』が入ると動き続けてしまいます。

ところが、それって、太極拳ではあまりよろしくないのです。


若い時分の練習者であれば、それこそ『３時間休まずに練習しなさい！！』と
言うのは普通にあります。彼らは練習と勉強が仕事です。
ですが、ある程度の年齢になると、日々の仕事や暮らしの責任と勉強があります。
・・・・そう、自分の為だけではない、何かを背負う心の耐性と体力の中で鍛錬
のみに全てを使うわけにはいきません。

自分を追い込む練習は心の力『気力』を相当に使ってしまいますから、ある程度
明日の時間に余裕がないとするべきではないのです。


また、疲れた身体に鞭打って動いた場合、ダンダンと動作が乱れてきます。そして
その動作をど根性で繰り返していると、間違えている動作に身体が慣れてしまいます。
そうすると、『頑張った自分の気持ち』と『頑張って身に着けた動き』・・・・・
すなわち、心と間違った身体が技に勝ってしまうと言う事。一度間違えに慣れた動き
を元に戻すのは大変です。

これは健康管理にも似ています。ついつい無理をし続けると、気がついたらその
生活が当たり前になってしまいます。そしてダンダン健康に影響が出てくるのです。
ですので、普段の生活では家族や職場、友人達でお互いに気を使って行く事も大事
だと思います。


特に、夏は体力の消耗が凄く激しいです。注意しましょう。

さて、次回は！！！



先日の夏合宿の模様をお届けします！！


そして来週からはカミサンに内緒で洛陽へ単独で修行に言ってまいります。
兄弟子達と久しぶりにガリガリなブラッシュアップです。


浦東太極拳へのお問い合わせはtsukamoto.hironobu@gmail.comまでどうぞ。
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