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カテゴリ:太極拳
上海で太極拳を指導する、陳氏太極拳養芯会の総師範、塚本より。
洛陽・陳家溝訪問、2017年6月の模様 私の師は王雁洛陽派の鄭旭東であり沈振軍師娘。通常であればここで関係終了となるのが現代的だと思います。もう伝人になっているし、面倒な挨拶は普通はしないみたい。 でも、私は積極的に各親戚筋に挨拶をするのです。 先ず、先達の空気を体感したいから。 私の師父、鄭旭東の出す情報量は初心者には判別できず、修練を積んだ人間にとっては簡単にオーバーフローというか、一聴しても理解できない。口伝の後にガリガリと練習してようやくです。 更に。 春秋戦国からの中国の歴史について知識が無いと、半分くらいしか理解できない。 中国人の兄弟子達、すでに術理がある彼らも、「何言ってるのかわかんねーときはあるよー」 と言うくらい、難解です。ただ、解読すると、その物語は凄く面白くて漫画の中国戦国時代をモチーフにしたアレに負けない生々しさ、いえ、ホントの伝承の分、ぐっときます。養芯会の授業ではできる範囲でそのオモシロイ物語も伝えていますが・・・・ 師父をはじめとする先代達が学び体験した事々を咀嚼し、体感するには最後には現場に行くしかない。ネットで見ては知識は解っても体の中には入らない。 さながら、御品書きやネットの写真を見てもお腹いっぱいにならないのと一緒です。 現場で体験・体感・そして会得するしかない。 次に、実家に、地元の友達のところに帰ってきた感覚があるから。 師娘は私の母の様で(実際、言動や行動理念が実母に極端に近くて驚く)、ボスの奥様やオジキの奥様は私が来ると、親戚の坊主が帰ってきたように出迎えてくれて、皆で一緒にいるのが私もうれしい。 ボスの生徒さん達やオジキのところも私が行くと 「塚本が来たぞーーーーー」 となんだか歓迎してくれて、武林の歴史の中での自分の天狗になりそうなところと、嬉しい事とと、背負うべき責任をかみしめることが出来ます。こないだは、私が来るのに合わせて、休みをとって集まってくれたり、、、、、ておい!やりすぎだよー (TへT) 人によっては偉くなって強くなって免許を持ったら自分だけで行く人もいる。 それはそれです。 私は、私が嬉しかったことを伝えたいのです。 いいじゃん、同じことが好きな人達、一緒に鍛えたい、護りたい仲間。 ****************************************** 太極拳にご興味のある方は養芯会HPまでご連絡ください。 映像はこんな感じです。 太極拳は老若男女、体力の弱い強い、運動能力に関わらず、誰でも練習できます。 平たく言うと、中国式の筋トレです。練習するほど色々な事が出来るようになって楽しいですよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.07.23 20:07:08
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