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カテゴリ:生活
このブログは上海・東京・藤沢等で指導する陳氏太極拳養芯会の塚本がぶつぶつ書いているものです。
中国と関わってしまったのは25年前。 そして、中国で仕事を始めたのは16年前。 まだ、日本のインターネットが電話回線だった時代。 中国がまだ、ポケベルが主流でまだ固定電話主流。携帯の普及が始まった頃。 ネットの情報より、現地情報は紙媒体を探し、かつ、大手の書店でも中国語のテキストコーナーがその他外国語枠に数冊しかなかった頃。 まったくの手探り、バックパック一つ・トランク一つで地方都市にわたってからの16年間のお話です。 ******************************** 9月13日 朝起きると、外、と言うか学校側が騒がしい。 外国人教師、と言うより、一部学校スタッフの宿舎は学校の敷地内にあるのだ。北京などの大都市ではあからさまに柵で囲っているけど、僕の学校はそこまで厳密ではないのです。ただし、思いっきり隣接してるので、個人としてのプライバシーはゼロに等しい。部屋に入るまでの行動は筒抜けなのだ。 どうやら、校庭で行事の説明をしているらしく、是非僕も見に行こうと思ったが、ドアが開かない!扉は二重になっていて、外側の鉄格子がガッチリ動かん!30分ほど格闘したが、鉄の扉はびくともしない・・・・。もうダメか?トイレも水が流れないし・・・・・俺、コンナ間抜けなハメラレ方したのかな??、窓から脱出か?と思ってたら、隣のおじちゃんが 『おお、君は新しく来た先生だね。あぁん??扉があかねぇだ?ほんだば俺っちに見せてみるべぇ(方言的にはコンナ感じ)』 で、やっと外に出られた。 で、学校に行くと、既に学校の行事は終わっていた。これはツマラン、と思っていたら、英語担当の楊先生が4人の若手教師を連れてきた。 『ツカモトさん、御飯はまだでしょ?学校の友達紹介するから、一緒に食べに行きましょう。』 僕はダイブ疲れていたので、あんまり考えもなく付いて行った。 彼らに連れて行かれたのは小さな食堂。体育の先生の劉さん(後の劉弟)、張さん(張弟)、孫さん、許さん、楊さん。食堂の出す前菜を摘みながら、二鍋頭(56度の焼酎)を呑む。どうやら僕が最年長らしく、みんな驚いていた。僕はちびで顔も若作りなので、みんな大卒で直ぐに来たモンだと勘違いしたらしい。 途中で酔っ払って詳しくは良く覚えてないけど、この昼の宴席で彼らに豪く気に入られたらしい。『もう、親友、もう兄貴!』とか言われ・・・・。後日も彼らに引っ張りまわされる事になる。 ま、彼らがいなければ間違いなく1週間モタなかったと思う。 何しろココ、ツマンナイしね。 ****************************** 現在、読んでみて、おー、これから様々な体験をするのに、全く余裕の無い精神状態だった事がアリアリと思い出されます。 がんばれ!当時の自分よ。 ****************************************** 太極拳にご興味のある方は養芯会HPまでご連絡ください。 映像はこんな感じです。 太極拳は老若男女、体力の弱い強い、運動能力に関わらず、誰でも練習できます。 平たく言うと、中国式の筋トレです。練習するほど色々な事が出来るようになって楽しいですよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.12.05 12:56:52
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