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2018.02.02
カテゴリ：海外生活
このブログは上海・東京・藤沢等で太極拳を指導する陳氏太極拳養芯会の塚本がぶつぶつ書いているものです。
現在、１７年前、２００１年・私が太極拳に関わった頃の事、中国河南洛陽での暮らしとアレコレを書いています。これが無いと、なんで太極拳？に繋がらないと思うのです。  まったくの手探り、バックパック一つ・トランク一つで地方都市にわたってからの１６年間のお話です。 今回も、私の職場「洛陽の高校」でのお話。 当時の文章、そのまま使っています。 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ １２月１７日 風邪でぶっ倒れたのが長引いて授業以外ろくに動いてない。セイゼイ友達と鶏鍋作って食べたくらい。ただ、１４日にちょっとしたイベントがあった。 僕の学校では１２月３１日に元旦節って言うイベントがあるらしい。様は学芸会なのだけど、外部の人間も参観自由・つまり良い宣伝になるので学校を挙げてのビッグイベントらしいのだ。洛陽にはあまり娯楽が無いし、貧乏な土地なのでこのくらいのイベントでも期待の入れようが違うのだろうか？ 僕は音楽のジャー先生と組んで、日本語の歌と中国語の歌を歌う。僕ギターと歌。彼女ピアノ。学生の頃バンドやってたのだけど、他の人とジャムるのは久しぶり。先生の参加はホボ義務付けられている。特に、外国人教師に掛かっている期待はデカイ。何しろ、広告塔だから。ついでに、他の外人教師はズバリ婆なので、僕は意地でも上手い事こなさないといけない。 僕の学校には体育館なんてないので、洛陽市のテレビ局の大ホールがイベント会場になる。コレだけ気合が入ってる。従って、学芸会とは言え、全ての学生が参加できる分けではない。先ず、出場希望者・グループが応募をして３回オーディションがあるのだ。その第一回オーディションが１４日にあった。 で、１３日に僕のクラスの学生が僕の部屋を訪ねてきた。 『先生、ヤバイよ、緊張してきた！！』 『はあぁ？？、ヒーローになるチャンスだぜ！』 って言って彼らの練習を見てあげた。具合が悪いのに。彼等は２人でギターを弾きながら歌を歌う。片一方は僕のクラスの班長の一人。非常に聡明で授業態度も良い。もう一人は彼の親友でチョー怠け者、でも音楽の才能がある。リズムの合わせ方、とかをチェックさせる。 『先生、明日応援に来いよな！』 『来て下さいだろぉ！』 翌日の１４日に彼らのオーディションを参観。彼等はナカナカ良かった。舞台度胸もあるようだ。其の他のバンド形式で出た３年生は、申し訳ないけど聞いてるこっちが恥ずかしかった。全体的に演奏のレベルは低い。何しろ“良いお手本”がいないからしょうがないのだけど。  これが僕の生徒達。  オーディション風景。このバンドはまぁまぁ。  見れ！結構かっこいいだろ！１６日、昨日学校の入り口の黒板に１次オーディション突破の名前が書き出された。モチロン僕のクラスの２人は予選突破！！ついでに僕の風邪も少しだけ良くなった。 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ 前回のお話でも書きましたが、当時の情報環境は ネット・メディア がまだまだ未発達。当然ながら、若者が頼る情報は雑誌やらテレビやら。ギリギリ、ネットで文字・写真情報・音楽であれば音だけ。 映像はテレビを頼るという事は、若者達にとっては物足りないのでしょう。 うわさに聞く、欧米のバンド、日本のバンド（当時はグレイとかルナシーとか彼らは知っていた！！）の動いて演奏している姿はテレビでたまに数秒間映すだけ。 それでも、彼らはあこがれを具現化するように頑張っていたのでしょうね。 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ と、この辺り、ほとんど練習の記載がないです。 昔から鍛錬は当たり前と思って生活してきたので、毎日先生から直接教わっている事をとりたてて凄い事だとは思っていないようです。 従って写真の記録もない。 少しずつ思い出しながら、当時の事を描いていければと思います。 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ 太極拳に興味のある方は養芯会HPまで御連絡ください。 東京・神奈川（藤沢）での指導を行っています。初心者・経験者とも問題なしです。様々な他の太極拳経験者にもこれまでの技術を更に生かす講座を用意しました。 養芯会と私の太極拳の映像です。 太極拳は老若男女、体力の弱い強い、運動能力に関わらず、誰でも練習できます。 平たく言うと中国式の筋トレであり、健康体操です。練習するほど色々な事が出来るようになって楽しいですよ。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
2018.02.02 08:45:42
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