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カテゴリ:太極拳
このブログは上海・東京・藤沢等で太極拳を指導する陳氏太極拳養芯会の塚本がぶつぶつ書いているものです。
現在、17年前、2001年・私が太極拳に関わった頃の事、中国河南洛陽での暮らしとアレコレを書いています。これが無いと、なんで太極拳?に繋がらないと思うのです。 まったくの手探り、バックパック一つ・トランク一つで地方都市にわたってからの16年間のお話です。 今回は、洛陽のお話、去年までの上海のお話。 そして、現在日本藤沢でのお話です。 ******************************* 当時洛陽の冬の気温がマイナス10度を下回っていたと、先日のブログ日記で思い出し、トラウマ再燃。 さてと、その頃の私は手術後1年半。食事は一日にご飯茶碗一杯くらいしか食べる事が出来なかったので、当然身体が冷えます。 あった下着や靴下を二重に着こみ、練習に出ます。当時は沈老師が「テレビ見ながらがちょうどいい!」の姿勢だったため、しばらくの間は室内です・・・・・が、室内も十分寒い。 ・・・・・後々、鄭老師の指導に代わってからは雨が降っていない限りは外での練習でした。 例えば、陳家での練習風景・一昨年11月の様子だと、 みなさん、ジャンパー着込んで練習です。 大体、王雁武術館門下も洛陽派も目指す練習者は動き始めて2時間ほどは休まずに続けるので、終わると汗でジャブジャブになるので、早めに着替えないと大変なことになります。 が、現地人は着替えずに帰る。 ・・・・・・ とまあ、私の場合ですが、当然下着を着替えて帰ります。 室内でも室外でも、相当に練習の負荷が上がると体温も内側の力も高まるので(特に内側)、服をドンドン脱いで行って、半そででの練習をして、小休止の時に何かを羽織って水分を補給するような流れ。 体温調整を気にしながら練習しないと、途端に体調を壊しますし、現在自分の周囲の環境の変化に鋭敏でないと、これまた大変なことになります。 雨が降りそう 風が吹いてきた 気温が変化するぞ などなど。 師父曰く 「四季の移り変わり、環境の変化を察知し、予感しなければならない。」 「人の体も、環境も、社会も、全て四季の様なうつろいがある。一つとして同じ状態ではなく、循環がある。」 「春は種を蒔き水をやる。夏は日照りに注意しつつも太陽を受け、害虫や大風に注意する、太陽の力が強い事は行き過ぎる事で何もかも無くなる事を注意。秋は収穫、ただし全てを腹の中に入れてはいけない。冬、寒さに凍えるが次の一年の為の計画を立て、農具の準備をする大切な時期。」 「これらのサイクルに言葉を変えれば、人の様々な営み、自然や環境の流れに当てはめることが出来る。」 寒さに震えつつ、こんな事を教わりました。 そもそも、一般的なスポーツも室内競技以外は寒くても雨が降らない限りは基本外で練習です。極端に言えば登山でもサーフィンでもそう。 ならば、太極拳や中国武術は冬は室内と言うのは本来ありえない話なのですね。 出来れば外で練習した方が良いのです。 日本の場合は場所の問題とかがあるので、どこかのスタジオや会館を借りる事が多いかもしれません。でも、一人で練習の時は外がのぞましいのだ。 養芯会の高弟と師範代が来て練習していった時の事(2018・1月) ・・・・・・・ そして、今の私はと言うと、家庭の事情が許す限り、極力外で練習しています。現在、あまり長時間、家を空ける事が出来ないので! おーさむ! ****************************** 太極拳に興味のある方は養芯会HPまで御連絡ください。 東京・神奈川(藤沢)での指導を行っています。初心者・経験者とも問題なしです。様々な他の太極拳経験者にもこれまでの技術を更に生かす講座を用意しました。 養芯会と私の太極拳の映像です。 太極拳は老若男女、体力の弱い強い、運動能力に関わらず、誰でも練習できます。 平たく言うと中国式の筋トレであり、健康体操です。練 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.02.07 09:08:30
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