|
カテゴリ:海外生活
このブログは上海・東京・藤沢等で太極拳を指導する陳氏太極拳養芯会の塚本がぶつぶつ書いているものです。
現在、17年前、2001年・私が太極拳に関わった頃の事、中国河南洛陽での暮らしとアレコレを書いています。これが無いと、なんで太極拳?に繋がらないと思うのです。 今回は当時のお風呂事情など まったくの手探り、バックパック一つ・トランク一つで地方都市にわたってからの16年間のお話です。 ****************************** さて、洛陽についたのは2001年の8月末。まだ暑い。 北京留学の経験があったので、取りあえずの冬支度はしていたので、その後はあったか下着と常にダウンジャケット着用で日常は乗り切った・・・・のですが。 問題は風呂です。 中国のお風呂事情と言うのが、1990年代に留学した時もさっぱり解らず、留学生寮のお湯が使える風呂場でシャワー等を使っていた。一般家庭などではどうするのか?とかは全く想定外だったのですね。 2001年から始まった中国生活では、私は常に外国人向けではなく、中国の庶民が暮らす部屋を中国の不動産屋さんで調べて入ってきたので、ちょっと普通の旅行や長期出張の人とは視点が違うかもしれない。 先ず、基本的に中国人は湯舟には浸からない。 ただし、泡躁 と言う言葉があって、それは湯舟に使って体を洗うという事らしい。実際、古代の金持ちや貴族は湯舟に入っていたようだし。 しかし、庶民の住宅事情では一般に湯舟は無かったし、あってもお湯が外に出ない様にするための設備として用いていたようです。実際、ユニットバスよりもガラス張りのシャワー設備が中流以上のマンションでは一般的に販売されていましたし。 元々、湯船につかる文化が「特殊なもの」なので、自宅に設備として使うという事は少ないみたいです。従って、入浴については〝洗躁”と言う表現、ずばり、身体を洗うと言う観点なのです。これが原因でシャワーも高温であったり保温と言う意味では 冬場 に問題が出る。外人向けの上海の高級マンションで暮らしていてる人達の中にも、給湯・風呂についての不満は散見されてましたし。 ・・・・・では2001年当時の洛陽では。 洛陽は地方都市ながら、改革開放前の中国の単位システム(街の区画に公共サービスを完備する)が点在しています。が、各区画でも経済力や重要度から設備の質に差が見られますし、その区画から外れていたりすると当然良いアメニティーは望めません。 私が暮らしていた区画は一応”政府認可の学校の関係者が暮らす”アパート群だったのですが、中央制御型のセントラルヒーティング等は無かった。 コンクリートの床と天井。壁はレンガと漆喰。 しかし、シャワー用の電熱給湯器のパワーは短時間ながら優れもので、保温に気を付けていれば、中々快適だったのです。 が、私としては ゆっくりお風呂につかりたい・・・・と言う気持ちと、中国の銭湯に行ってみたい、と言う好奇心が募り、職場の同僚に連れて行ってもらう事になりました。 そこで私はカオスを見た。洛陽Hell銭湯は次回に続く。 ****************************** 太極拳に興味のある方は養芯会HPまで御連絡ください。 東京・神奈川(藤沢)での指導を行っています。初心者・経験者とも問題なしです。様々な他の太極拳経験者にもこれまでの技術を更に生かす講座を用意しました。 養芯会と私の太極拳の映像です。 太極拳は老若男女、体力の弱い強い、運動能力に関わらず、誰でも練習できます。 平たく言うと中国式の筋トレであり、健康体操です。練習するほど色々な事が出来るようになって楽しいですよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.02.23 12:15:03
コメント(0) | コメントを書く
[海外生活] カテゴリの最新記事
|