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カテゴリ:海外生活
このブログは上海・東京・藤沢等で太極拳を指導する陳氏太極拳養芯会の塚本がぶつぶつ書いているものです。
現在、17年前、2001年・私が太極拳に関わった頃の事、中国河南洛陽での暮らしとアレコレを書いています。これが無いと、なんで太極拳?に繋がらないと思うのです。 ちなみに、この写真は私のワンコ・カンスケさんがシャンプーしているところ。 さて、今回は当時のお風呂事情の続き、 ヘル銭湯にブッコむの巻き。 まったくの手探り、バックパック一つ・トランク一つで地方都市にわたってからの16年間のお話です。 ****************************** 『塚本、今日は中国の老百姓(一般市民って言う意味)が普通に使う銭湯に行くぜ』 って。風呂代は一人5元。脱衣場は兼休憩所になっていて、フル○ンのオッサンや子供(パンツはいてるヤツもいるが簡易ベッドの上でゴロゴロしながらテレビを見ている。ロッカーに服とを押し込んで風呂に向かう。 風呂と廊下は分厚いビニールのカーテンで仕切られていて、中に入ると熱気と一緒になんとも不愉快なニオイが・・・・。 ま、なれましょ~ って思いつつ、シャワーを浴びる。チナミニ、中国の銭湯ではビニールのサンダルを履いたまま風呂に行くのだ。シャワーといってもペダルを踏むと上の水道管からお湯が『ジョロ~』って出てくるだけ。 で、軽く体を洗っていると・・・・・・隣のオヤジも、そのまた隣のオヤジも、子供も、『ジョロー』って小○してるのだ。 “おい!ココは風呂だぞ、銭湯だぞ!” って言おうと思って劉君を見たけど、やっぱり言うのを辞めました・・・・・・。劉君、オマエモカーーー その後、スチームサウナで劉君にその事を言うと大笑いした後、 『う~ん、ココは洛陽でも一番文化レベルの低い所だからしょうがないんだよね~。もっと良い銭湯だとああいう事はないよ』 (じゃぁオマエもすんなよ!) って心の中で突っ込んでしまった。 垢すりをしてもらうが、10日分の垢は凄まじく、“世の為人の為”もっと早く風呂に入るべきであったと反省した。 湯船は危険そうなので入らず、再度シャワーを浴びて休憩所へ。 休憩所でマッサージを受ける。ベッドは臭いし、おっさんはテレビ見ながらのマッサージをするのでなんとも雑な按摩で困った。 ***************************** 当時の日記を読んで、なんてカオスなんだろうと。 ギリギリな記憶をたどると、端っこ、既に尿のたまり場?で小便をする奴もいれば、シャワー浴びながら盛大に放出している奴もいた。 当然、ニオイは色々混ざっている。湯舟は何か実験をする水槽の様になっていて、テレビの罰ゲームでもこれは人権にかかわる。 そう、厩舎で牛馬がお風呂に入る方が清潔であろうと思うくらいです。 サンダルが無ければ一撃で足の病気になりそうだし、サンダル自体も大丈夫か?と不安になった。 こんなところで暮らしていたなんて、今から思うとネタにはなったがもう無理!! ・・・・・・なのですが、おそらく、このレベルの風呂屋はもうなくなっていると思います。 ***************************** 太極拳に興味のある方は養芯会HPまで御連絡ください。 東京・神奈川(藤沢)での指導を行っています。初心者・経験者とも問題なしです。様々な他の太極拳経験者にもこれまでの技術を更に生かす講座を用意しました。 養芯会と私の太極拳の映像です。 太極拳は老若男女、体力の弱い強い、運動能力に関わらず、誰でも練習できます。 平たく言うと中国式の筋トレであり、健康体操です。練習するほど色々な事が出来るようになって楽しいですよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.02.26 09:41:56
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