このブログは上海・東京・藤沢等で太極拳を指導する陳氏太極拳養芯会の塚本がぶつぶつ書いているものです。
現在、17年前、2001年・私が太極拳に関わった頃の事、中国河南洛陽での暮らしとアレコレを書いています。これが無いと、なんで太極拳?に繋がらないと思うのです。
今回も2002年の事。ただし、記憶をたどって書いていきます。
仕事をしながら、武術の練習をする。
寸暇を惜しんだ。片道1時間半の距離(当時は道が悪かった)、出勤の時間、授業の準備やら添削の時間。毎日6時間の練習をしたという事は、食事の時間以外はたいてい練習に充ててい
共に学び鍛えた友人達とのお話
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陳盟君は元々が軍人で少林拳等等の外家拳・中国武術を幼い頃から練習している、それはまあ、才能のある人で。
私は、新しい人が来たので超ウレシイ。
そもそもが、単調な練習の繰り返しから様々な調整を続ける作業です。一緒にリズムを合わせて練習するわけではないけれど、それにしたって、練習する場所に他の練習者がいる事はとても励みになります。
例えば、午後に学校の授業が固まっている場合、早朝5時から練習7時から補講に出ると、8時には一端ある程度自由に動けます。その時間で大急ぎで自転車に乗って先生のマンションへ。途中で焼きパンなどを買ったり(自分でお弁当作る時もある)。老師のマンションについて挨拶をして、裏の広場に椅子と御茶を入れなおすポットを持って行く。
練習場所は単に広場。地面はコンクリートで雑に舗装されている。小川のほとりで、殷周時代の城址で、その名も王城公園。
椅子を人数分そろえて、老師が来るまで延々と自己練習。
私の場合、胃が無い分エネルギー消費が早いので、間食をしないと練習用のカロリーが足りない。食べないと確実に身体を壊すのです。
途中で、老師が来ると、一端集まって挨拶して練習に戻ります。
老師は 煙草をふかしつつ瞑目し、いちいち指導には来ません。
何時も突然
ちょっと陳君、来なさい
と一声来て、指導が始まります。
その間、私は横で技の説明やら、手順やらを見ています。
あまり詳しく動作の角度とかそう言うのは無く、大まかに動きの説明があって、概念についての説明を受けたら二人ともヒタスラ動く事になります。
続く
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太極拳に興味のある方は養芯会HPまで御連絡ください。
東京・神奈川(藤沢)での指導を行っています。初心者・経験者とも問題なしです。様々な他の太極拳経験者にもこれまでの技術を更に生かす講座を用意しました。
養芯会と私の太極拳の映像です。
太極拳は老若男女、体力の弱い強い、運動能力に関わらず、誰でも練習できます。
平たく言うと中国式の筋トレであり、健康体操です。練習するほど色々な事が出来るようになって楽しいですよ。