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2018.07.28
カテゴリ：太極拳
このブログは上海・東京・藤沢等で太極拳を指導する陳氏太極拳養芯会の塚本がぶつぶつ書いているものです。
現在、１７年前、２００１年・私が太極拳に関わった頃の事、中国河南洛陽での暮らしとアレコレを書いています。これが無いと、なんで太極拳？に繋がらないと思うのです。 今回も２００２年の事。ただし、記憶をたどって書いていきます。 仕事をしながら、武術の練習をする。 寸暇を惜しんだ。片道１時間半の距離（当時は道が悪かった）、出勤の時間、授業の準備やら添削の時間。毎日６時間の練習をしたという事は、食事の時間以外はたいてい練習に充ててい 共に学び鍛えた友人達とのお話 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ で。 １８年前に鄭老師・沈老師の元で練習を初めて直ぐに気づいた事。 練習する人はあまり良い服は着ていないと言うか、ひらひらしていない。  以前の 拳法着と靴 で書きましたが、動きやすいし蚊をよけるとか、そんなイメージで拳法着を着て練習をしても、素敵な雰囲気の拳法着ではない。 早朝の公園で集まる老人のグループではそう言うのもありますが、鄭老師のところではどう見ても作業着と言う感じになってます。 機会があって、如陽の宿泊施設のある武術専門学校を見学した時は、拳法着どころか、ボロッぼろのジャージを着た子供達が泥だらけになって練習していた。 どうも、本格派で練習する人ほど、あまり服装にはこだわらない。 例えば、陳家溝の伝統派で重鎮の王家・李家の学生達は    そもそもが埃っぽい河南。黄河の畔。 動けば埃がたつし、技をかけあえば転んだりもする。 全然優雅ではない。 皮膚感覚を磨きながらも汗で服がくっつき、砂がくっつく。 晴れの日の演武会では、そこそこの服を着たりはしますが、練習の時にはもう、ボロボロな恰好です。どうせ直ぐに汚れるのでそう言う教室では誰も服のかっこよさは気にしない。 皆で一緒に動く時も、動きの要点の説明を受けたらめいめいが分かれて自分の動きを確認。 指導が厳しく、高次になるにしたがって、 「Aと言う動作の手順」の後に各部位の動かし方や意識の出し方、重心を変えるタイミング、視線、等の矯正が入る。 そうすると、Aの動作をずっと練習して、数日か数週間後に別の動作も同じ様に変えていく。  上手に変える事が出来たら、更にそれを削り、足す作業。 負荷を少しずつ加え、太極拳が取りたい立体や動きを作り、そういう身体を作っていく。 あるべき外身を作る為、意識を作り、あるべき外身で身体の中を整える。 おおざっぱに表現すると陳氏太極拳の持つ「養生・健康法」と「武術要素」はこのようにして鍛えていきます。 形を覚えるのは超初心者の段階で、その後に形の中で体現する事を修練する。 そりゃ、服装にはこだわりは無くなっていきます。 どうせ、ドロンコになってしまいますから。 以上  千里の路も一歩から！ 一層一妙。 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ 太極拳に興味のある方は養芯会HPまで御連絡ください。 東京・神奈川（藤沢）での指導を行っています。初心者・経験者とも問題なしです。様々な他の太極拳経験者にもこれまでの技術を更に生かす講座を用意しました。 養芯会と私の太極拳の映像です。 太極拳は老若男女、体力の弱い強い、運動能力に関わらず、誰でも練習できます。 平たく言うと中国式の筋トレであり、健康体操です。練習するほど色々な事が出来るようになって楽しいですよ。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
2018.07.28 14:58:09
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