陳氏太極拳、と、そんな生活

陳氏太極拳養芯会！


​​養芯会は！

陳氏太極拳第十一代傳人、わたくし塚本さんが陳氏太極拳を指導する団体なのですが。

武術系では村岡カンフークラブ​と​南大沢ほんのり武術会​と辻堂カンフークラブです。村岡カンフークラブは女性と子供に向けてカンフーで身体を鍛えましょう、南大沢は太極拳歴１０年の先生が陳氏太極拳で武術っぽく運動しましょう、と言うコースです。イギリスロンドン支部では私と同じ方法で国際高校の教員をしている先生が陳氏太極拳を指導しています。東京八王子でメンタルヘルスの中野先生がいて、漢方は山梨の副会長のかぞくの中医学・薬膳そろそろ活動開始の様です、剣の腕はすっごいです。
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先日、班長さんからこう言われたの。

「先生、うちの教室と言うか、太極拳に心を強くしたいって求めてくるのってどうよ？」

もう少し丁寧に言われましたが（女性なので）、



お、これもブランディングに関わるお話だなあ・・・・と。


回答は強くする事はできるけど、それは自分自身の事ですよ。。。。と言う事。


心技体を鍛える事でッ！！！

と言うテンプレがありますが、それって毎日剣術道場に通った江戸時代後期の感覚なのではないでしょうか？





心を鍛えるには目的を明確にし、都度都度で目標値を決めて、それに向かっての努力・鍛錬を行い、突破した時の実感（成功体験）を重ねていかねばなりません。

単に辛抱強い、繰り返して鍛えるのみで心が育つわけもない。

ましてや、週一の教室で太極拳を音楽かけて皆で動いて精神が鍛えられる？？・・・・うちは音楽かけたり皆で動く事は無いけど。

太極拳や武術の型を動くと魂が浄化される？？？

んなわけ無いジャン。

武術や武道をすると正義の心が育って、と言うファンタジーと一緒。
技術に心を伴わせるには心を語り学ぶ時間や機会が無いと無理。
型を動いて人間性が磨かれるって、それは望みすぎです。



繰り返し繰り返し、鍛錬の日々を過ごす中でも正しい動作か間違っているか「突き詰め」、身体操作の精度を上げて行っても、それだけでは心は鍛えられない。　集中力や辛抱強さが身についても、世の中で期待される心の強さとはまた別。

動揺を抑える、目的から目をそらさない、恐怖を克服する。存在を護る為に発言し、行動する。

これは自分で意識していない限り、実生活では発露しないのです。




陰と陽。

鍛えるは陰　実行実践するのは陽。

学問でも武芸でもスポーツでも芸術でも、学び鍛え、時には発表や試合がある。



日々の生活ではその陰で鍛えた技術が発露する事はほとんどない（プロは別ね）。でも、陰で養った地力を実生活で活かす事は出来るし、それが心構え。一方で普段の生活で心に引っかかった事は・・・・・

陰の時間に持ち込んで悩み、鍛え、浄化し、乗り越えるきっかけを心や体に刻む事ができるの。



と言う風に私は考えています。








太極拳で心を強くしたい。それには鍛錬と日々の心構えが大事。
本人の得心と覚悟が無いとダメ。

　　きっかけ、鍛錬、継続、日常での思い。


以上！


良い事書いた気がするぞ。