過去の記憶はプラスにもマイナスにも転じる。
入院中、主治医との相談で、部屋にある過去の嫌な思い出を起こさせる物は破棄しようという話をして、退院後、徐々に破棄していっています。写真や手紙などの小さな物から、机などの大きな物まで、嫌な記憶が残る物は処分しています。しかし、記憶というものはプラスにもマイナスにも変わるものですね。私の中では中学が全盛期だったはずなのですが、一番辛かった高校生の頃がすごく懐かしく感じるのです。つまり中学の記憶がプラスからマイナスへ変わり、高校の記憶がマイナスからプラスに変わった感じです。この歳になって勉強のおかげで私は、高校の時の不幸を水に流すことが出来ました。一方で、私は中学校という場で一体何を得たのだろうかと思います。いつも親や教師の評価を気にして、学校ではイジメられないようなキャラを作り、個性を出せず、無理矢理自分を周りの空気に浸透させ、本当にそれが楽しかったのでしょうか。実は全盛期ではなかったのではないかと思います。最近、母親と過去の思い出話をするのですが、中学の話がほとんど上がらないのです。お互いが避けています。もちろん、そこには深い訳があるのですが・・・。ずっと中学の頃の自分が1番楽しかったし生き生きしていたと思っていましたが間違いでした。それを気付かせてくれた人にある意味感謝です。一部の人にしか分からない日記の内容でごめんなさい・・・。