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9時までと言うので、4時に起きて準備しました。 道路が大渋滞で、なかなか進みません。 車の自動運転する時代を想像するが、実像的な風景が浮かびません。 冬の雨が降っている、寒い日です。 みんな、それぞれの運命を背負って、目的地を目指しているのでしょう。 やっと、着きましたが初めての大きな病院、隣県からも来るのだと言う。 待合室は他人であふれています。 これじゃあ、此処にいる人たちが全部消えるまで、医療費は抑えられそうにない。 予約時間の9時は過ぎていますが、呼ばれそうにない。 屠殺される動物の眼が浮かんだ。 何故、君たちは従容として頭を差し出すのかと、問うたことがあった。 しかし、今ここに居並ぶ我々も屠所の羊と同じではないか、。 ようやく呼ばれて医師の前の椅子に座る。 しかし、医師は傷つき過ぎてる患部の写真を見るだけで、患者のわたしを 一度も見なかった。 「血液検査、X線、CT撮って来て下さい、2週間後結果が出ますから」 と言われて、又広くて長い廊下を、痛む膝で歩いて行く。 放射線はもういいなあと思いながら、俎板の鯉となる。 避難民なので2月までは、医療費がかからない。 (大熊町民はもっと長く継続するのだろうかと思う) 帰り、吉野家で、牛スキなるものを昼食として食べた。 流石に疲れて、ベッドへ転げ落ちた。 着ている服を見たら、母が買ってくれたのと妹が買ってくれたのが 半々になっているのに気付いた。
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