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隣の部屋で鈍いドスンと言う音。 人が動き回る気配が響いて来る。 間もなく、玄関が開いて、トントンとドアをノックする音。 「はい」 「のんのん、父さんが倒れた」と次男坊の緊張した顔が覗く。 「すぐ行く」 行って見ると、トイレの前で倒れてる弟、動転してる娘、息子、落ち着いてる細君。 玄関のドアが開いて、外から戻って来た長男が顔を出す。 携帯が不調で出かけていたと言う。 下には早くも救急車が来ている 隊員が様子を聞いている。 弟は意識もあって、喋り続けている。 多分、不安の所為だろう。 10時以後は動かぬエレベーターを動かして移動している。 付き添いは細君と娘。 兄弟は家で連絡を待つ。 わたしも見届けて自分の部屋に戻る。 時計は既に11時半を過ぎようとしていた。 それから意識が無い。 レンドルミンを半分にしないで呑んだ事が頭をかすめる。 病院から戻って、わたしの食事として、赤飯のおにぎり、パンを 5時半過ぎに持ってきたと言う細君の事は全く知らぬまま寝てた。 明日から正式の検査に入るそうだが、多分弟が否定していた 心筋梗塞の再発らしい。 なので、 ”終の棲家の移転”となるようで、またまた住所が変わるようです。 一応、14日の検査の結果次第ですが、紹介状も必要らしい。 急激な大寒波が来て、どか雪が降ってくれれば苦労は無いのだが。
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