Abu Simon Simomura's Classic Ambassadeur
アブガルシア サイモン下村 クラシックアンバサダー
アブガルシア アンバサダー
SSCA 5500C '73 BigA(Sticker)
'73年（フィッシング･タックル･カレンダーの関係で'72年の後半の一部が含まれる）は、5000、6000番台のアンバサダーのギア比は3.6:1 でした。
この年、アブ社は巻き上げ率を約30%アップさせた4.7:1のハイスピードモデルを販売。
これが基本的な構造を5000C、6000Cのまま踏襲した5500Cと6500Cです。これらの両モデルは、登場した'73年（生産の関係で一部'72年も混じる）の一年だけ、5000C、6000Cなどにもちいられていた“ビッグＡ”と呼ばれるAmbassadeurのＡの文字を大きくかたどったデザインを取り入れていました。
しかし、モデル名の部分だけはステッカーで表示する方法をとっていました。
一番苦労したのはブルーグレーの電着塗装作業です。
実は、多少濃いように思われるこの色がオリジナルの '73年ビッグＡモデルに一番近い色です（現存する多くは退色したもの）。
アブガルシア アンバサダー
SSCA 5500D Champagne(Engraved)
アンバサダーの5500Dモデルは、ご存じ5500モデルと並び、シャンパンゴールドとしてコレクター市場では人気となっています。
ダイレクトドライブ･モデルに焦点を当てて見ると、機能的な面でハイスピードであるという点から、5500Dが5000Dを上回る圧倒的な人気を誇ります。
アンバサダーのダイレクトリールの場合、クラッチ機構が取り入れられ、キャスト時にはスプールが完全にフリーの状態になります。
つまり、ほかのアンバサダーと同様のキャストが行えるわけです。
魚がファイトしてラインが出るときには、ハンドルから手を放します。そうするとサミングしなくてもドラグを効かせながらハンドルが逆回転をします。
このモデルにはスタードラグの代わりにドラグアジャスタ･ノブが付き、ハンドルは80mmのカラーが統一されたものが搭載されています。
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