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のり☆5658

のり☆5658

2006年11月28日
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小林聡美さんのTOKYO國際女子コラソン(エッセイ)が読みたいがために、
幻冬舎の星星峡というPR誌を買っております。200円。値段もすてき。

さて、その星星峡の中に、本の書評があるのだが、
幻冬舎さん太っ腹と思うのが、自社の本でない本も書評として載っているのです。
私はいつも、その書評を書いている藤田香織さんの文章が好きで。
プロフィールを拝見すると、歳も近いしその辺がなんだか自分にあってるらしい。
藤田さんの書評の本は、つい読みたくなって買うことが多いのだが、
買って読んだ本の中の2冊が、妙に「純粋」について考えてしまう2冊だった。
それが、「ほかに誰がいる」と「彼女がその名を知らない鳥たち」であります。
両方とも、純粋の素敵さと、純粋の危うさを目の当たりにし、ぐいぐい読んだけれど
少し苦しくもなりました。

純粋っていうと、透明感があってきらきらしたような思いっていうイメージでしたが
どうも、純粋ってヤツは、煮詰めてはいけないらしい。
光があったってこそ、キラキラしてるんだなって。
心の中のやわらかすぎて弱い内緒にしていたい部屋にそっと閉じ込めてしまうと
その透明さには、その部屋の内部しか映らなくなってしまうのかなと思いました。
どちらの話も、主人公はその部屋に純粋を閉じ込めています。
ただ、どちらの話にも純粋を光にあてている人物もちゃんと出てきてます。
その同じ純粋さなのに、見える様子の違いが、また考えさせられる点なのかもしれません。

わりかし、気分の落ち着いているときに読んだほうがよろしい。

もうすぐ、星星峡の発売なので、またどんな本が紹介されるか楽しみです。












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最終更新日  2006年11月28日 21時51分18秒
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