020928 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

お気楽三昧

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

プロフィール

のり☆5658

のり☆5658

2010年11月28日
XML
うちの母は70歳☆昭和15年生まれです星
今日、母との用事を済ませた後珍しく
「今日は本屋にいきたい」というではないの。
話をきてみると孫(私の姪ね)のお誕生日に本を買ってあげたいのだそう。
そして、辞典が欲しいとのこと。
「いいよね、誕生日、本で。今度一年生になるっていうし、私があげたいから」そういったので、私は同意して、車で本屋へ向かいました。

本屋へ着いたら、児童書のコーナーへ右矢印
子供関係の仕事の私は、今はやっている本を教えようかなとなにげに様子を見ていたら
母が手に取った本は、「あいうえお」でストーリーが書かれている本。
「いいよね、これ、物語にもなってるし、あいうえおだから一年生にもなるし。よしこれに決めた☆」とうれしそうに本を抱えました。
その後は辞典だというので辞書コーナーへ。
「私のぼろぼろでさー、もらったやつで」といって国語辞典を見ている。そのあと
「あのね、これ漢字の書き順なんてどれにのってるの?」「え?書き順をしりたいの?」
「そう、書き順とかさ、読めない漢字をみるのに使いたいの」それなら、漢字辞典だという話になって漢字辞典の棚へ。
二人でいくつも辞典を開いているうちに私はふと気になった。
「使い方わかるの?」
「・・・わかんない」そこから簡単に引き方を指南。
「そうかあ、そうやって引くんだー」そういって一冊に決め、レジへ。

帰りの車の中
「引き方わかった?」
ときいてみたら
「わかったような、わからないような(笑)」と話す母。

なかなか、自分からあれをこれをと言わない人だけど、
久しぶりにこうしたいというのを聞いてよかったなと思った。
姪は喜んでくれるかな、と考える。
私は、喜ばない娘だったなあとわかってるけど
多分、今私が持ってる本は、ああいう風にああいう様子で一冊ずつじっくりみて
買ってくれたんだなと、これもまた今更ながらに目に見えてきて
胸が熱くなった。
どうして喜べなかったのか理由はわかってる。
今日と同じ母の姿をみても当然当時は喜べなかっただろうな。
でも、今日あの本をもし私に買ってくれたのなら、私はとても喜んだな。
それは、物が嬉しいからじゃなくて、一生懸命探して考えて買ってくれたことに
やっとその姿をみて40年して気づいたからだなと思ってね。
そして、辞書。
70歳。わからない字を調べて読もうとする気持ちに感心。

たまに、友達に母にあわせると「上品なお母様」って言われるりんご
私は、まったくそんな風に思ったことない。
だけど、今日、その意味がすこしわかった気がして。
私は、あの母から生まれたけれども、私はどうにも下品です涙ぽろり
改めて、あの母から生まれてうれしかったし、誇らしかったし
どうにも、いろいろごめんねって、いつもありがとうって、いいたくなっちゃったねスマイル


今日のあたくし メンタル37点 フィジカル30点 合計67点あっかんべー





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2010年11月28日 23時09分10秒
コメント(0) | コメントを書く


カレンダー

ニューストピックス


© Rakuten Group, Inc.
X