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2006年06月08日
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カテゴリ:その他
この日記は、6/5の「PCが詳しいヒトに対する印象」ネタの続きです。

PCが起動しないと言われただけでも「大雑把」にいって

・自分がPCで必ず使用するソフト(メーラーとかExcelとか)が
 起動しないだけで、ばっちりOSも起動している
・パスワードを忘れた等でログインできない(OSは起動している)
・OSのロード途中で止まっている(PCは起動している)
・モニタが壊れた・モニタの電源が入っていない(PCは起動している)
・PCの電源ケーブルが抜けている(起動しない以前の問題だけど まれにアリ)

・メモリエラーなどで起動しない
・物理的に電源スイッチ部分がおかしくなっており、PCの電源が入れられない
・・・他

などいろいろな可能性がありえます。対処方法はさらにいろんな種類がありますね。
「本職としてのサポート経験」があるので、ざっといろんな想定ができますが
イワユル職場・知り合いでのPCに詳しいレベルだと、どこか適当な要因を決めうちで予想して対応し始める事になると思います。

でも「起動しないの~」という方は、PCトラブルとしては一般的にありえそうなトラブルなので、細かい説明をしなくても 聞かれた側はわかる筈と勝手に思ってしまいそうですし、何を説明しなければならないのか判らん というレベルの方も多々いらっしゃる事でしょう。(単純操作方法の質問でも、意外といろんな事が想定できたりします。)

※職場であれば、見ればわかる というケースもありますが、席が離れている場合。何か別の作業をしている途中の場合は、それだけで「面倒」だったりしますよね

PCの操作方法質問、トラブル対応の質問というのは、そんな側面からみても質問する側・される側の意識の剥離がありそうです。

職場でのたまたまPCが詳しい人が対応する
・質問対応時間
・返答しなくても 質問されたという作業中断により業務効率の低下
を合計すると 月間・年間に換算すれば結構な工数損失になりますよね?
そして、プロ導入による問題解決時間(PCで作業できない時間等)の短縮=本来業務に当てる時間の拡充・エンドユーザのレベル向上等

というのが 企業へのヘルプデスク導入のセールストークの一つでしょうか。
海外では企業へのヘルプデスク導入は多いそうですが、なんで日本は少ないんでしょうかねぇ。

実際に外注した場合のコストメリットは本当に出るのかどうかは、計れるようで簡単には計れないと思いますし、営業等の経験は無いのでそこはあいまいにしておきますが。


現在は仕事に就いていませんが、知り合い等からの質問に答えるのって気分がのらないと面倒になったりするのですよ。(自分が役にたってる!と喜んで回答する時も たまーにあるけど)

気分がのれば、経験をいかした丁寧な対応をできますが、乗らないと「なんでタダで・・・」という気分になってしまうのですよ。

メーカーPC・ソフト購入時には、サポートセンターに掛かるコストも含まれている筈ですし、サポートセンターにいるメンバーのスキルは実は「私より低い」可能性も多々ありますが、(サポートセンターなんてそんなモノです。自分など及ばない高いレベルの方ももちろんいらっしゃるはず)

ホームページのFAQに載っていないようなレアな質問も 恐らく過去質問の「ログ」が蓄積されているはずですし、その機種・ソフト固有の「問題の切り分け」には慣れているはずなので、その辺は その道のプロにお願いして欲しいと思うのです。

自分は詳しいといっても、知識はこれでも偏っているから わからない事も多いしね。
ま、角がたつので言うに言えない場合の方が多いのですが。

※ここで言う「問題の切り分け」:上記「PCが起動しない」例でいえば
・画面には何かうつっていますか?
・何が書かれていますか?音がしますか?
などを質問していき、どこに問題があるのかを確認すること。


例の「はてな」関連ネタは、それ以外にも言いたい事・言える事はたくさんありますが、他の方がトラックバック・コメントされている中にだいたい収まっているので、ちょっと違う視点で書いて見ました。

元々のネタを見てから 結構時間も経ったので、だいぶ冷静になった。と思う。





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Last updated  2006年06月17日 02時54分16秒
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