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2010.02.06
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カテゴリ:陸上競技
チーム川本のメンバーの集合


出席者の主なメンバー(川本監督も後列中央に)




1月31日(日)の14:00~50、福島駅の近くの会場で「コーチは何を話し、選手は何を考えているのか」という題目でチーム川本の新春トークショーが開催されました。

ここでは、コーチと選手の本音が語られました。

福島大OGの3選手が登場し、深野アナ(TV福島)の司会で、川本和久監督とのトークがされました。


ももりんダッシュでの二瓶秀子選手



ももりんダッシュ2007
に参加した二瓶秀子選手








1)最初に元日本記録保持者の二瓶秀子さん(現小学校教諭で、1995年の100m11"36の日本記録保持者)が登場されました。

この頃は、コーチとして川本監督が学ばれていたときで、試行錯誤で「とにかく頑張ろう」との意識であったこと。

また、練習を横から見てもらい~安心感を得て~いくしかないと雉子波(当時の性)選手は行くしかないと練習されたそうです。

ここにも、工夫された選手の操縦法が見られましたし、マンツーマンの方式の良さが出ていました。

特任の福島大大学院留学で大学種目別選手権(自身最後のシーズン)で驚きの監督の表情だったとのこと。

ここで、選手生活を終えたのは残念でしたが、福島大の女子陸上の大幅アップに繋がったと思われます。

吉田真希子選手の福島大での練習風景


福島大のトラックで練習に励む吉田真希子選手(中央)




2)次にまだまだ現役の吉田真希子選手----二瓶さんから見るととても面白い子で、しかも野性味のある子ということでした。

とにかく変わった印象で、すべてにおいてやりたいことがはっきりし、その意欲も強いものがあったとのこと。

中学時の800m入賞~高校3年時の400mH入賞という成績でした。

監督から、合宿の日誌を見せたら、1週間分を1日で行ってしまったとのこと。

内容より感想が多いのでモチベーションを高めるようにしたとのこと。

実際の練習では、脚を上げて真下に下ろすことを3時間もしたと。

とにかくボケと突っ込み----話しかけたりちょっかいを出すコンビだったし、現在もそのようでしょう。

2006のアジア大会での丹野麻美選手


2006アジア大会で3位に入った丹野麻美選手


1丹野麻美選手のステキな衣装



トークショーに参加した丹野選手の姿


3)最後に丹野麻美選手が登場しました。

吉田選手が大学院1年のときは日本のトップ選手で(25歳)、丹野選手はで高校1年生(16歳)

と成長途上で9歳の差があるということでした。

また、吉田選手は、新学期が好きな性格で、積極性がうかがわれます。


ところが、丹野選手は、新学期が嫌いなタイプだったようです。(=同じメンバーでいつも親しくしていたいタイプ)

中高と女教諭のの方の指導を受けたということ。

そこで、練習は一緒に行うにしても、ほっといても黙々と練習するタイプだったということ。


中高で練習量はたっぷりで、大学でも練習時間を多くとれた成果がでたのです。

1年生時に世界ジュニアで入賞し、世界でもやっていける自信が湧いたとは当然のことでしょう。


ところが世界の大会で入賞するにはとてつもない記録(200mで22秒台、100mで11"2~3)を

出していないと難しいとのこと。

ここで肝心なのは「コーチが~いけない」と思ったらいけない。

従って、いくしかない、日本中で誰も行かなくても。(=先駆者になるということかも)


丹野選手の今シーズンは、800mに出場し、400mを目標に出場して、両種目で好記録を目指すとのこと。

監督は両種目とも日本記録を達成すると翻訳されていました。だれも考えたことのない練習で行うということでした。

また、丹野選手は、自分自身でプレッシャーをかけてしまい、「こういうタイムで、こう走りたい」という思いが強いとのこと。

そこで監督は、「今もある先の話をして、気を楽に行こう。」と彼女の「行くと決めたらきっとやる」という信条を生かしていくとのこと。


冗談に、矢吹町(実家のある町)のどじょうか郡山東高校のせいかもしれないと。

今回の監督の目標は、広州でのアジア大会で金3を奪取すること。2001年から続いている日本

記録を絶やさないで出すことでした。(多分、福島県内のことでしょうと思います。)

1964東京五輪マラソンで2位のヒートリー(イギリス)と争う3位の円谷選手


東京五輪マラソンで2位のヒートリー(英国)と競り合う

3位の円谷幸吉選手(自衛隊体育学校)


1964年の円谷幸吉(当時は自衛隊体育学校)の20000m(59'51"4で2位)の当時の世界記録以

来、1995年の二瓶秀子さんに継承されたとのこと。


最後に川本監督は、「皆さんの応援によって目標が達成できるよう頑張ります。」と力強く語

ってくれました。




追伸 丹野麻美選手が2月7日にご婚約されたそうですね。2月13日からは千葉麻美と名乗るよ

うです。

これからも一層ご活躍されるよう希望しています。









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Last updated  2010.02.19 19:12:01
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