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カテゴリ:陸上競技
1月31日(日)の14:00~50、福島駅の近くの会場で「コーチは何を話し、選手は何を考えているのか」という題目でチーム川本の新春トークショーが開催されました。 ここでは、コーチと選手の本音が語られました。 福島大OGの3選手が登場し、深野アナ(TV福島)の司会で、川本和久監督とのトークがされました。 に参加した二瓶秀子選手 1)最初に元日本記録保持者の二瓶秀子さん(現小学校教諭で、1995年の100m11"36の日本記録保持者)が登場されました。 この頃は、コーチとして川本監督が学ばれていたときで、試行錯誤で「とにかく頑張ろう」との意識であったこと。 また、練習を横から見てもらい~安心感を得て~いくしかないと雉子波(当時の性)選手は行くしかないと練習されたそうです。 ここにも、工夫された選手の操縦法が見られましたし、マンツーマンの方式の良さが出ていました。 特任の福島大大学院留学で大学種目別選手権(自身最後のシーズン)で驚きの監督の表情だったとのこと。 ここで、選手生活を終えたのは残念でしたが、福島大の女子陸上の大幅アップに繋がったと思われます。 2)次にまだまだ現役の吉田真希子選手----二瓶さんから見るととても面白い子で、しかも野性味のある子ということでした。 とにかく変わった印象で、すべてにおいてやりたいことがはっきりし、その意欲も強いものがあったとのこと。 中学時の800m入賞~高校3年時の400mH入賞という成績でした。 監督から、合宿の日誌を見せたら、1週間分を1日で行ってしまったとのこと。 内容より感想が多いのでモチベーションを高めるようにしたとのこと。 実際の練習では、脚を上げて真下に下ろすことを3時間もしたと。 とにかくボケと突っ込み----話しかけたりちょっかいを出すコンビだったし、現在もそのようでしょう。 3)最後に丹野麻美選手が登場しました。 吉田選手が大学院1年のときは日本のトップ選手で(25歳)、丹野選手はで高校1年生(16歳) と成長途上で9歳の差があるということでした。 また、吉田選手は、新学期が好きな性格で、積極性がうかがわれます。 ところが、丹野選手は、新学期が嫌いなタイプだったようです。(=同じメンバーでいつも親しくしていたいタイプ) 中高と女教諭のの方の指導を受けたということ。 そこで、練習は一緒に行うにしても、ほっといても黙々と練習するタイプだったということ。 中高で練習量はたっぷりで、大学でも練習時間を多くとれた成果がでたのです。 1年生時に世界ジュニアで入賞し、世界でもやっていける自信が湧いたとは当然のことでしょう。 ところが世界の大会で入賞するにはとてつもない記録(200mで22秒台、100mで11"2~3)を 出していないと難しいとのこと。 ここで肝心なのは「コーチが~いけない」と思ったらいけない。 従って、いくしかない、日本中で誰も行かなくても。(=先駆者になるということかも) 丹野選手の今シーズンは、800mに出場し、400mを目標に出場して、両種目で好記録を目指すとのこと。 監督は両種目とも日本記録を達成すると翻訳されていました。だれも考えたことのない練習で行うということでした。 また、丹野選手は、自分自身でプレッシャーをかけてしまい、「こういうタイムで、こう走りたい」という思いが強いとのこと。 そこで監督は、「今もある先の話をして、気を楽に行こう。」と彼女の「行くと決めたらきっとやる」という信条を生かしていくとのこと。 冗談に、矢吹町(実家のある町)のどじょうか郡山東高校のせいかもしれないと。 今回の監督の目標は、広州でのアジア大会で金3を奪取すること。2001年から続いている日本 記録を絶やさないで出すことでした。(多分、福島県内のことでしょうと思います。) 3位の円谷幸吉選手(自衛隊体育学校) 1964年の円谷幸吉(当時は自衛隊体育学校)の20000m(59'51"4で2位)の当時の世界記録以 来、1995年の二瓶秀子さんに継承されたとのこと。 最後に川本監督は、「皆さんの応援によって目標が達成できるよう頑張ります。」と力強く語 ってくれました。 追伸 丹野麻美選手が2月7日にご婚約されたそうですね。2月13日からは千葉麻美と名乗るよ うです。 これからも一層ご活躍されるよう希望しています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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