|
カテゴリ:受験生シリーズ
特に受験生を見ていると、この時期になっても「本気度」の差が見られます。
昨日の一斉授業時にも子供達に話したのですが、「何とかなるんじゃ…」という思いでいるのがこちらにも伝わってくる子もいます。 ただ、受験であっても部活であっても同じだと思うんですが、基本的には 「何とかなるもの」 ではなく 「何とかするもの」 だと僕は思っています。 中には、「なぜか物事が好転していく人」というのもいるでしょうし、僕の周囲を見てもそういう人が数名います。 それでも、基本は己の力で努力で切り拓いていくものだと僕は思っています。 受験生という立場にいると難しく考えることもあるでしょうし、悩みもあるでしょう。 でも、冷静に考えてみると本当に単純で、要は 「どれだけその高校に入りたいの?」 「その高校をスタート地点にしてどういう道を歩んでいきたいの?」 ってことだと思います。 口では「入りたいんです。」、「絶対に○○高校なんです。」 とは言っても、本当に心からそう思うのであればそれは自ずと実行に移されるとおもうんですが、そうはなってこない…。 それは単に自分が本気で想っていないからだと思うんです。 僕は自分の生徒達にも声を大にして言っていますが、元々学習面でのポテンシャルは高くないです。 というか、低いです。 だから僕が当時で偏差値60程の大学を目指した時には、高校の先生達はみんな「無理だ!」と言っていました。 そりゃあ、そうでしょう。 だって偏差値50超えていなかったんだから(苦笑)。高校3年生の夏の時点で。 でも、想いだけはめちゃくちゃあったんです。 この大学に入りたいって。 そこからは話は簡単でした。 実際に大学に足を運び、その立派なキャンパスを見て、4月には俺もこの大学に通うんだって思いこみました。 当時は今ほどネット環境も整っていなかったので、模試の結果が思うように伸びてこなくて凹み気味になると、又その大学に足を運びました。 「俺はこの大学に絶対に入る。そんで、福祉を勉強したい。」 今振り返っても、あの過酷な受験勉強を支えたのは想いの強さだけだったのかもしれません。 ある人はそれを「気合い」といい、ある人はそれを「根性」と言うでしょう。 でも、それは日が元々兼ね備えているものではなく、 日々の想いの強さから培われていくものと思います。 僕は絶対に試合に出たい… 僕は絶対にあの子と付き合いたい(笑)… 僕は絶対に今度のテストで100店を取りたい… そして、 僕は絶対にこの高校に通いたい… その為に、子供達には僕も実践している、想いを持続させる方法も教えてきましたが、 恐らくそれをやっていない子もいると思うんです。 今一度問います。 君は本気でその高校に合格しますか? 合格したい!じゃなくて合格する!って、覚悟できますか? 覚悟が決まっているなら、今の君の学力は、偏差値はその高校に達していますか? 達していないのであれば、周囲の中3生も勉強しているこの時期に、 周囲の受験生と同じ努力量で足りますか? 人がやっていないときこそ、君はやるべきじゃないですか? そういうことができるようになるからこそ、 君の中に強さも生まれ、自己満足じゃない「勉強」に繋げられるんじゃないですか? 高校入試まで95日となった今日、 今一度君の胸に問うて、本当にその高校に入りたいのであれば、 覚悟を決めて下さい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.12.02 17:00:20
コメント(0) | コメントを書く
[受験生シリーズ] カテゴリの最新記事
|