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カテゴリ:受験生シリーズ
昨日はHRで完全に感情的に怒った。
受験生としての自覚の不足に加え、だらしなさがあまりに度を過ぎていることに対して…。 受験勉強における主役は受験生と親御さん、そして僕ら塾であったり学校であったりだと僕は思っている。 結果を出す為に子供達が頑張り、それを必死に保護者様方が支え、僕らは1点でも多く取れるようなサポートをする。 そういう三位一体、各々の出来る限りを尽くして当日まで勉強していくことが大切だと思っている。 ただ、あくまで「入試」の主役は子供達。 志望校を決め、 入試に関わる手続きをしっかりと漏れなくこなし、 願書なども作成し、 当日色々な人の想いを、後押しを受けながらも最終的には孤独な戦いに挑むわけです。 なのに… 志望校の確定用紙に保護者サインが無い。 「必ず切り取って持参しなさい」と用紙に書いているにも関わらず、回収が始まってから定規で適当に切り取る複数の生徒。 挙句の果てに、忘れる子も…。 君らの親御さんは、大変な中でも君らの為に身を削ってお金をねん出し、塾の費用など諸々をかけている。 君らの親御さんは、忙しい中でご飯を作り、「君らに少しでも温かいご飯を…」って思って食事を用意してくれている。 君らの親御さんは、仕事で疲れている中でも「塾で頑張って勉強しているなら」って想いで12時、時には1時を回ってもお迎えに来てくれている。 おいおい… 誰の為に、何の為に君らの親御さんは身を削っているんだよ?と。 なぜ、どうして、言ってしまえば直接自身のこれかれの人生において影響しない我が子の進路の為にこれだけ君のお父さんは、お母さんは犠牲を払っているんだよ!と。 主役は君。 当日の合格可能性を上げる為に誰よりも頑張れるのも君。 入試結果を受け入れるのも君。 繰り返すけど、主役は君! その君の自覚がこういう状況で本当に合格できると思っているのか?と。 入試まであと46日… ここからどれだけ踏ん張れるかで、この後の上昇カーブの描き方が変わってくる事を知って欲しい。 中学校の先生は、その立場で君を想ってのアドバイスをしてくれるだろう。 でも、申し訳ないけど… 僕には全然関係ない。決して批判じゃなく、中学校にある過去の事例と キャンパス生における過去の事例は同じじゃない。 去年だって、 学校の先生には「絶対に厳しい」って言われて中央から工業に下げた生徒が、本番では全然余裕で中央に入れる点数を取って工業に行った。本当に、本当に余裕で中央に入れる点数で。 去年だって、 学校の先生には「北は厳しいよ、厳しい…」、そう言われた子が劇的な上昇カーブで北に入学していった。 去年だって、 学校の先生には「無理だよ?かなりの確率で。」と最後まで言われていた子が余裕で秋田高校に合格した。 申し訳ないが、僕は自分の生徒の本気の努力を今まで見てきた。 さっき書いたように散々起こって来たし、強制的に帰らせたし、机をけり飛ばして怒鳴ったこともある。 ただ、僕は自分の生徒が涙を流して、歯を食いしばって勉強している姿を見てきた。 年末年始も、世の先生達がが「正月なんだから」、「正月くらい」って酒を飲んで、テレビを見て、一年の終わりと始まりを家族とゆっくり過ごしている時に必死に問題集と向き合って勉強してる子を見てきた。 年末年始だけじゃない。 3年生になってからというもの、テレビにも疎くなって(A○Bとかいうアイドルにハマっているオタク男子はいるものの)、まんが本だって部屋にあれば読んでしまうからといって塾に持って来て、そういう気持ちを持って勉強に懸ける想いを持ってやってきた子を見てきた。 僕の見てきた風景は、学校で見えるそれとは違う。 繰り返すが、学校の先生を批判したいわけじゃなく、 僕は根拠を持って、普段の頑張りを見て、数字を過去のデータと何度も比較して、 そうしてあくまで情は入れずに面談や進路の話をするようにしてきた。 だから、だから大切な、本当に大切なこの時期を無駄に、惰性的に、適当に過ごしているのを見ると余計にやりきれない想いが込み上げる。 君は自分の今までの頑張りを、 犠牲にしてきた時間を意味のないものにしてしまうのか?と。 多分、もう、昨日のような話は出来ない。 ああいう話は一気に感情が込み上げて本気でぶつけた言葉なのでコーチングだとかコールドリーディングだとか、そんなん微塵たりとも考えないでした話だから。 ただ、気付いて欲しい。 そして、自分の為に全力を尽くしてほしい。 沢山の子が冬期講習の学習日誌に書いていたように、 「全員で合格る」為に。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.01.20 16:17:02
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