ゆうきち先生の塾長日記”日々これ物語”

今日は(というかもはや完全に昨日)、対策授業で入った２年生の授業後…

なんとも頼もしい言葉を口にする２年生がいました。

「今回の定期が終わったら国社の復習に入ろうと思います。テキスト、○○で良いですかね…」

本当に素晴らしく、頼もしい言葉です。中学生に限らずですが、逆算して自分の行動を起こせるかどうかはその人の成長具合を大きく左右すると思います。

部活動でも、強いチームほど大会が近づくにつれ練習量を落としていきますよね？(これに関しては、勉強は完全に別ですので受験生は誤った認識をしないでね？)

試合の当日にベストなコンディションで挑む為には、それに合わせた調整が求められます。にもかかわらず、試合が近付くにつれ練習量が増えていくっていうケースもあると思います。その場合は逆算とか、「試合で勝つ」という視点で普段から考えていないと思うんです。

雰囲気的に盛り上がってきたから「ウォー！！」みたいな(笑)。

概してそういうチームほど、前準備が出来ていないから本来その時期にすべきでない事をやってしまう。例えば、サッカーでいえばいきなり新しいフォーメーションに着手したり、「スタミナをつける！」という名のもとにガンガン走ってけがをしたり…

やはり目標があるのなら、そこから逆算で考えて、計画して、その実行の中で修正を加えていくべきだと思うのです。

そういう意味でも、今日の２年生の子は「受験」という視点で考えられているんだなと感心しました。


６期生にとっては来月の今日には受験を終えています。

こんな時期だからこそ、目標を見据え、足元をしっかりと見て頑張っていきましょう。



最後に…

今日前期で一足早く入試を終えた６期生…

おめでとう！

ただ、ここからの１か月、周囲の受験生は過去最大級の集中力で勉強しているわけです。合格という結果は高校へのスタートラインです。入学後、新たな生活の中で部活動も学業も、充実さえていけるよう、周囲の受験生以上の気持ちを持って勉強に励んでほしいと思います。

そして…

今日は合格とならなかった受験生…

君は、この為に今までも勉強をしてきた。僕も高校入試の時に推薦で合格という結果にはならなかったけど、一般入試で合格して、悔しい思いを経験した分喜びも大きかった。

何も失っていない。何も失っていないから。

だから、今日までやってきたことを又再開しような。

そして３月…

最高の笑顔で卒業しよう。