カテゴリ:エッセイ
最近 ある団員さんの言ったひとことをきっかけに
いつもあふぉなアン子も 自分の「仕事」についてふか~く考えるようになった。 みなさんもご存知のように あたしゃ 「日本赤十字社水上安全法指導員・救助員」 という あまりメジャーではないが 公でも通用するこの資格を持たないとできない仕事をしている。 海上保安庁・消防・各自衛隊などと同じ (上記団体はウチラのことは たかがボランティア団体の分際でおまいら糞以下! くらいにしか思ってないと思うがw) 「水の事故防止の知識と技術を持っている」という面では ある意味でみな同じ「プロフェッショナル」だと思う。 しかし ハタからみると 「海水浴場の監視ボランティア」 団員の中にもそんなナメた考えで奉仕活動にくる人もいる。 さまざまな水にかかわる事故で 「不可抗力によって起こる事故」の割合は意外に低い 「正しい知識や技術の無知」「ルールを守らない」「自己保全の無知」によって 起こる事故がほとんどである。 まして「家庭内で起こる子供の事故の4割」が水に関する事故 コップ一杯の水でも溺死することは可能だ。 逆を言えば 小さな子供でも 「知識と技術」さえあれば 溺れた大人も助けられる。 事故を防止し この水上安全法を普及していくのが あたし達 奉仕団員(有資格者)の仕事だと認識している。 しかし あくまでも日赤の奉仕活動の一環なので これで 飯が食えるわけではない。 「プロ」というのは その道で報酬を得て 生計を立てて 飯を食っていけること それを定義にしてしまうと 日赤の資格はあてはまらないし プロに当てはまる「ライフセーバー」(別団体)も存在する でも あたしはあえて この仕事を たかが奉仕活動・ボランティアとは思っていない。 プロ意識を持って奉仕活動にあたっている。 なんてったって ひとたび有事が起こると 「人の命」がかかる仕事なんだから 水上安全法について http://www.jrc.or.jp/sanka/study/syurui/water.html 指導員について http://www.jrc.or.jp/sanka/study/guide.html あたしの考えって 重すぎるのか? でも 実際に 「泳いでたら 急にツレが海でいなくなった」と通報がくると 迷わず 三点セット(マスク・シュノーケル・フィン)を持って 海に走って飛び込む。 たいてい 「いなくなったと思ったら 知り合いに捕まって浜茶屋に上がり込んで飲んでた」 などという 「走り損」な依頼ばかりだがwww やはり 一瞬で現場の空気が変わるし 年齢、経験により 最前線の突撃実働部隊に属するあたしとしては 「有事だ!!」と 切り込む。 自分の育ったホームグラウンドの海で 事故が起きないように 蘭島の海が好きだから 自分のシマは自分で守る など 今の仕事を続ける理由はいろいろあるが クソのカネにもならんしw 日焼けはひどくなるしw 親方にはいろいろと怒られるしw バイト休むので収入も激減してしまうしw 休みもないしw いろいろ疲れるしw ダンナもちょびも放置気味w もうどうでもいいやって思うけど けど なんで続けてられるのか?っていざ聞かれると この仕事が「好き」だから続けてられる! というのが 一番の理由かもしれんなぁ~ さぁ あと2日 がんばるぞ!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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