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カテゴリ:ヒーロー映画
ボクは、スーパーヒーローへの思い入れがとてもとても強いのです。どんなふうにかというと、スーパーヒーローを演じた役者さんとスーパーヒーローを完全に混同しています。
例えば、黒部進さんは、ウルトラマン、ハヤタ隊員以外の何者でもありません。黒部進さんは、テレビ番組の刑事物や時代劇に悪役で出てきます。けれど、とうてい黒部進さんが悪人とは思えません。きっと懐にベータカプセルを隠し持っているはずです。 三つ子の魂百までといいますが、この傾向は小さい頃から変わりません。かなり原初的なところでは、ウルトラマンよりさらに古いスーパーヒーロー、宇津井健演じるスーパージャイアンツという映画がありました。一人なのに、なぜか複数形です。 あるときテレビで江戸時代の相撲取りを描いた映画(「続 雷電(1959)」)が放映されました。そこには、なんと宇津井健が出ているではありませんか。「スーパージャイアンツだ!」と喜び勇んで、食い入るように映画を見ていました。相撲の話ですから、当然、勝つか負けるかの展開になります。その中で幼いボクは、「スーパージャイアンツのおじさんは負けない」と信じて疑いませんでした。実際にそうなりました。「やっぱりね」 新しいところの話題としては、「シービスケット(2003)」に“スパイダーマン”トビー・マグワイアが出演していました。映画のどこかで、タイツを纏ったトビーが、蜘蛛の糸でスイングしながら現れるのではないかとワクワクしながら見ていました。けれど、期待はずれでした。当たり前か。 このたび封切られたスーパーヒーロー映画「アイアンマン」。中味は生身の人間-宇宙人や超人ではない-ですが、パワードアーマーに身を固め (結婚の意味ではない)、無敵の強さを発揮します。パワードアーマーは金とチタンの特殊合金でつくられているため、その中にいれば、どんな攻撃にも絶対安心!例え、成層圏から地上に落下してもダイジョーブ。数々の武器を備え、超音速で飛び回る。 敵ヴィランのアイアン・モンガーとのバトルは大迫力。とりわけ空中戦は、「ガメラ大怪獣空中決戦(1995)」のガメラとギャオスの超音速の戦いを彷彿とさせる飛翔感が味わえます。ガメラでは描かれなかった超高空での“氷結”現象が、空中決戦の決め手となりました。エンディングに流れたブラックサバスの演奏するアイアンマンにも、いたく感激いたしました。この曲は、プロレス最強タッグ・チーム、ロード・ウォリアーズの入場テーマでした。 人気blogランキングに参加中。クリックしてね。ご協力、よろしくお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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