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December 19, 2010
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カテゴリ:ヒーロー映画


 『牙狼〈GARO〉~RED REQUIEM~(2010)』を見に行くことができなかった。上映終了しちゃった。痛恨の極み。
 だから、そんなことがないように、『仮面ライダー×仮面ライダー オーズ&ダブル feat.スカル MOVIE大戦CORE(コア)』は、公開と同時に見に行った。
 映画館の2階席は、子供がほとんどいなくて静かな雰囲気だった。

 さて、これはけっこう一致する意見ではないかと思うが「仮面ライダースカル」がかっこよかった。探偵事務所とか、人気歌手がホールで歌うとか、悪徳芸能プロの社長とか、昭和30年代のアクション映画の佇まいを感じた。それだけでなく、キリッとした映像と展開を見せていたと思う。
 ブルドーザーに押しつぶされそうになり、そこから脱出するくだりなんか、スーパーヒーローのパワーを味わわせてくれた。

 まあ、テレビの『W』や『○○○』を見ている人たちには、楽しく見ることができたのだろう。テレビ番組に上乗せしたり、掘り下げたりするものが多々あったようだ。しかし、残念ながらテレビを見てないので、そこらへんはよくわからなかった。知っていれば「オー!」とか「ホー!」とか心が踊っただろうが。

 『牙狼』も、テレビ版を見ていなかった。それでも、特撮スーパーヒーローファンとしては、映画には食指が動いた。動いたんだけど、なんとしても見に行こうとまでは思わなかった。でも、このところテレビ版の『牙狼』をDVDで見るようになり、世界観が分かってくると俄然見たくなった。そしたら終わっちゃった。

 そんなこんなで、『仮面ライダー×仮面ライダー』、十分楽しめてないのかもしれない。けど、今ひとつ心に響いてこないと思った。仮面ライダーのバトルに終始しているという印象。スーパーヒーローとは、人々を悪の手から救うもの。そこがグッとくると思うんだけどな。アメコミのスパイダーマンやバットマンは、一般の人々の存在が必ずあり、彼らがスーパーヒーローとしての存在感を示している。

 そして、『牙狼』も、人々を救うために、ストイックに魔族ホラーと闘う姿に心が動く。
 
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Last updated  December 19, 2010 08:30:32 AM
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