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テーマ:最近観た映画。(40140)
カテゴリ:ヒーロー映画
仮面ライダーの魅力は「変身!」の掛け声でポーズをとるところだった。光線技などを使わず、パンチやキックが必殺技であるところだった。「等身大、身近さ(がライダーの特徴)」とV3の宮内洋氏も語っています(『ウルトラマンVS仮面ライダー(2011年版)』)。 非常にシンプルなスーパーヒーロー、それが初期の仮面ライダーの持ち味。あの時代、「仮面ライダーごっこ」をするとき、子供たちは何もなくても仮面ライダーになりきることができた。 しかし、今のライダーは違う。変身するときは、ガイアメモリやコアメダル、アストロスイッチなどの様々なアイテムを使用する。さらに、闘う姿もひとつの格好ではなく、何種類ものフォームに切り替える。いくつもの武器ももっている。 これは、おもちゃやゲームを買ってもらうためである。 時代は変わる。仮面ライダーも変わる。 この映画には、昭和ライダーたちがレジェンド・セブンとして登場する。 Xライダーが空中でライドルを使って大車輪をするシーン、かつては画面のつなぎで見せていた、というか見る側が「空中でやってるんだな」と想像力を働かせる映像だった。だが、今回は、あんまり違和感のないCG処理により、見た目に宙に浮かんで大車輪しているXを見せてくれた。 これも時代が変わったからできたこと。 仮面ライダーはどこへ行く。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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